2013/12/12に青春18きっぷを使って新見から姫路までの路線「姫新線(きしんせん)」を全制覇しました。
この路線、岡山県の新見から兵庫県の姫路なので、それほど距離があるわけではないです。にも関わらず、電車の本数が信じられないほど少ないので、全線電車で旅するのはかなり大変です。
私はこのことを知らずに行きましたが、事前に知ってたら断念するレベルです^^;
という訳で、かなり貴重(?)と思われる、姫新線の旅を電車の道中を中心に振り返ります。
新見駅
この日のスタート地点はJR倉敷駅でした。ゲストハウスからの旅です。
参考:倉敷のゲストハウス「有鄰庵(ゆうりんあん)」宿泊体験記
そこから新見行きの電車の乗って出発します。新見駅に着いたのは午前9時頃。中国勝山駅に行きたかったので、津山方面の電車を待ちます。
いきなり50分待ち。これでもまだ待ち時間は少ない方です。9時51分の電車の次は13時37分です。逃すと大変なことになりますね・・・。
せっかく50分待ち時間があるので、駅周辺を散策することにします。午前9時なので、店も開いてなくて、周辺の道を散策するだけになりました。
新見駅すぐ近くには大きな川が流れています。
新見駅周辺はこれぐらいしかなくて、朝早いこともあったため、あまり散策するようなところがありませんでした。
食べるところがない訳ではないので、時間次第では散策もできると思います。
駅周辺を歩き終わってしばらく待っていると、津山行きの電車がやってきました。ワンマンカーで1両です。これだけ本数が少ない路線なら仕方ないですね。
電車に乗り込んで、中国勝山へ向かいます。
新見〜中国勝山
新見から中国勝山へ向かう道中は、かなり雪が積もっていました。電車の中から動画も撮影しています。
写真で見るとこんな感じです。2〜3cmほどしか積もっていないので、雪化粧している程度です。
電車が動いてて良かった・・・。
中国勝山までは終始こんな感じの景色が続きます。The 田舎です。電車が走ってるだけでも羨ましいですけどね。
山に積もってる雪がきれいです。
最初は珍しく感じていた雪景色も、見慣れてくると何とも思わなくなります。だんだん眠くなってきて、寝てしまいそうでしたが、なんとか踏みとどまりました。
そんな頃に中国勝山駅に到着します。中国勝山での出来事は以下のページでまとめています。
- 勝山・町並み保存地区の散策記。酒まんじゅう・パン・お寺・景色など全4時間の旅のすべて
- 中国勝山のろまん亭で名物の銀しぶき(山芋)入りのうどんを食べました
- 腐る経済の本で有名な中国勝山にあるパン屋タルマーリーのカフェとパンを堪能してきた
中国勝山〜津山
中国勝山駅を出発したのは14時半頃です。電車の本数が少ないので、無事に姫路まで辿り着けるでしょうか・・・。
中国勝山から津山までは30分ほどで到着しました。
津山駅でまた1時間ほどの待ち時間があります。電車少ないなぁ・・・。
せっかくなので、津山周辺を散策してきました。
参考:白いお城「津山城(鶴山公園)」散策記 2013年12月
津山〜佐用
1時間ほどの待ち時間も終えて、駅に戻ってくると佐用(さよ)行きの電車が来ていました。
ネットで調べてみると、津山から姫路までは待ち時間なしで乗り継ぎができたので、楽に行くことができました。
16:31発の電車に乗っている頃に暗くなってきました。12月半ばなので、昼が短いです。
暗くなるとどこを走ってるのかもわからないし、外の景色を楽しむこともできませんでした。
青春18きっぷでの旅は、景色を見るのが1つの楽しみなので、夜になると寂しいですね。
そんなことを思いながら、佐用に17:31に到着します。
佐用〜播磨新宮
佐用で播磨新宮行きの電車に乗り換えます。17:34発で播磨新宮行きの電車があります。素晴らしいタイミング!
乗ってて思いましたが、学生が帰る時間帯だったからでしょうね。電車の中は学生だらけでした・・・。
学生がいっぱいで座れず、立ちながらこの旅のことを振り返っていました。18:02に播磨新宮に到着します。
播磨新宮〜姫路
ここまでくればもう少しで姫路です。この時点で不安はなくなりました。18:06発の電車に乗り込み、姫路まで30分ほど電車に揺られます。
姫路に到着したのが18:36です。
津山を出発したのは16:31だったので、乗り換えがスムーズだと2時間で姫路まで行けることが分かりました。
新見から津山までは80分ほどだったので、姫新線を制覇するには合計で3時間20分ほどですね。ただ、電車の本数があまりにも少ないので、この区間を利用するのは覚悟が必要です。
姫路まで行ってしまえば、神戸・大阪方面は新快速があるので、あっという間に帰れます。JRがダメでも山陽電車もあります。姫路からの便利さはそれ以外の地域と全然違いますね〜。
旅行で地方に行くたびに、都会の電車は信じられないほど便利だと実感します。10分、15分ごとに電車が来てくれるのがどれだけありがたいか・・・。
姫新線を旅してそんなことを感じました。
おまけ:新見から姫路までの道で寄った場所や体験のまとめ
- 倉敷のゲストハウス「有鄰庵(ゆうりんあん)」宿泊体験記
- 勝山・町並み保存地区の散策記。酒まんじゅう・パン・お寺・景色など全4時間の旅のすべて
- 中国勝山のろまん亭で名物の銀しぶき(山芋)入りのうどんを食べました
- 腐る経済の本で有名な中国勝山にあるパン屋タルマーリーのカフェとパンを堪能してきた
- 白いお城「津山城(鶴山公園)」散策記 2013年12月
青春18きっぷの旅は楽しいですね。また別の旅行でも青春18きっぷで旅してきました!
→ JR鳥羽駅から神戸まで青春18きっぷで制覇!思ったより時間かかります