赤ちゃんを連れて京都で遊びたい!
そう思って赤ちゃんを連れて行けるお出かけスポットを調べたところ、なんと、赤ちゃんも連れて行けるかも!?と思える美術館が見つかりました。
さっそく、生後3か月の赤ちゃんを連れて京都の「アサヒビール大山崎山荘美術館」に行ってみた感想をお伝えします!
もちろん、赤ちゃん連れでなくてもとっても楽しめるおすすめのお出かけ場所ですよ。
赤ちゃん連れでも行ける京都の美術館。
赤ちゃんと美術館は、普通なら最悪の組み合わせですよね。
出産後、「これで当分は美術館みたいな静かな場所には行けないな~」と思っていました。
そんな時に知ったのが「アサヒビール大山崎山荘美術館」
この美術館は、京都の大山崎(大阪に近い場所です)にあり、その名の通りアサヒビールが所有しています。
敷地内には、自然いっぱいの広々とした庭園が広がり、なんとこの庭園だけなら無料で入ることができます。
庭園内にはトイレや休憩所もあるとのことだったので、最悪お庭だけでも楽しめればいいや!という気軽な気持ちで行ってみました。
無料お出かけスポットとしても楽しめるきれいな庭園。
アサヒビール大山崎山荘美術館の開館は朝10時です。
朝いちばんに、オープンの時間に合わせて行ってみました。
こちらがアサヒビール大山崎山荘美術館の入り口です。
石のアーチがなんだかワクワクさせてくれます。
入リ口を抜けると、早速美しい緑が目に飛び込んできました。
ベビーカーを押しながら緑の木々の間を散歩するだけでも、癒される~!
季節は9月。
ちょうど暑さもひいて風が気持ちのいい時期でした。
庭園内には池があり、鯉が泳いでいるので、小さな子供を連れてきても喜ぶかもしれません。
蓮の葉がとても綺麗です。
実は、アサヒビール大山崎山荘美術館にはクロード・モネの睡蓮が展示されています。
なので、それに合わせて池でも睡蓮を見ることができるのです。
天気が良いと庭園を散歩するだけでも本当に気持ちが良かったです。
こちらの建物なんて、なんだか物語の中に出てくるような素敵な場所だと思いませんか?
残念ながら内部は非公開ですが、外から見るだけでもテンションがあがりました。
休憩室や無料ロッカー・おむつ交換台も完備されています。
アサヒビール大山崎山荘美術館の庭園で素晴らしいのは、トイレや休憩スペースが揃っているところです。
こちらはトイレ。おむつの交換台やベンチもあります。
朝いちばんということもあり周りには誰もいなかったので、ベンチに座って授乳ケープを使って授乳をすることもできました。
この庭園は、無料で入れるばかりか、実は飲食物を持ち込むこともできるんです。
子供・赤ちゃん連れのファミリーにはとてもうれしいですね。
東屋(休憩所)でハイキング帰りの人達がお弁当を持って来て食べている場面も見かけました。
他にも、屋内の休憩所があり、自動販売機もありました。
(もちろんアサヒビールの自動販売機でしたよ!)
そして、この休憩所には無料ロッカーもあります。
なので、大きな荷物はここで預けて、美術館に入ることができます。
無料ロッカーは室内・屋外の2カ所ありますが、屋外のロッカーの方が大きいので、大きな荷物はそちらにどうぞ。
美術館は建築物としても楽しめる。
庭園を抜けるとこんな門が見えてきました。
門の中に入ると・・・
いよいよ、アサヒビール大山崎山荘美術館の建物が現れました。
雰囲気のあるレンガ造りの建物です。
なんて素敵な美術館!と一目見て感激しました。
こちら、もともと個人の所有物だった山荘を改装して美術館にしています。
後から建てた部分は、実は有名な建築家・安藤忠雄が建てているんです。
コンクリートと自然が見事に融合した建物は、それ自体も一見の価値があります。
美術館の中では、壺やお皿などの工芸品の他、クロード・モネの睡蓮などの絵を鑑賞することができます。
常設展示と企画展示がありますが、美術館自体はそう広くはなく、30~40分ほどで全て見ることができました。
美術館の入場料は大人900円、高校生大学生500円、中学生以下は無料です。
赤ちゃん連れなら、ベビーカーよりも抱っこひもがおすすめ。
私たちは、ベビーカーを押してきましたが、アサヒビール大山崎山荘美術館内ではベビーカーを使用することができません。
入り口入ってすぐの場所にベビーカーを置いて、美術館内は抱っこで入ることになります。
庭園内も砂利道が多く、池の近くは階段もあったので、可能であればベビーカーではなく抱っこひも等で来た方が良かったかな?と思いました。
赤ちゃん連れの私たちにスタッフさんはとても優しく、中にもおむつの交換台があることも教えてくれました。
アサヒビール大山崎山荘美術館のホームページによると、人に優しい美術館を目指しているとのことで、車椅子の方や乳幼児連れの方でも利用できるようにとエレベーターやおむつ交換台を設置しているとのことでした。
また、当日であれば何度でも再入場可能です。
なので、途中で赤ちゃんがぐずったら庭園に出て、ご機嫌な時や眠った時だけ美術館に入ることができるのです。
普通、赤ちゃん連れの美術館は敷居が高いですが、これなら大人も子供も楽しめますよね!
また、美術館内にはカフェもあり、カフェからはご覧の眺めが楽しめます!
余裕のある方はぜひ利用してみてください。
アサヒビール大山崎山荘美術館の行き方と無料バスについて
アサヒビール大山崎山荘美術館には、JR山崎駅か、阪急大山崎駅から、徒歩で行くことが可能です。(徒歩10分程度)
ですが、美術館までの道はかなり急な坂道なので、年配の方や小さなお子さんにはつらいと思います。
そのため、どちらの駅からも20分おきに無料送迎バスが出ています。
こちら24名定員で、さほど大きなバスではなかったです。
阪急大山崎駅を出発してJR山崎駅に寄り、美術館まで行きます。
ですが、満員の場合はJRで乗れない事もあるとのこと。
土日の朝一番のバスに乗りましたが、JR山崎駅を出た時にはほぼ満員でした。
なので、必ず乗りたい方は阪急山崎駅(JR山崎駅から徒歩4分)から乗ることがおすすめですよ。
こちらが阪急山崎駅のバス乗り場です。
また、バスは高齢者優先ですので、若い人はぜひ歩きましょう。
かなり急な坂ではありますが、距離は短いので、バスを待つより歩いた方が早いという印象を受けました。
ブーランジェリーエトルタのパンを持参しては?
おまけ情報として、山崎のおいしいパン屋さんを紹介します!
JR山崎駅前にあるブーランジェリーエトルタです。
外観も可愛いですが、パンもとってもおいしいです。
特にデニッシュ生地のパンがおいしかったですよ!
アサヒビール大山崎山荘美術館に行く際にはパンを持って行って、庭園でピクニック気分を味わってみてくださいね。
午前中に美術館に行ったら、近くでランチしてみましょう。
参考:大山崎のおすすめランチ「レストランタガミ(Restrant Tagami)」で食事した感想