私は高松に旅行する前、うどんのイメージしかありませんでした。有名な観光地とかも全く知りませんでしたし、知ろうともしてなかったです。
そんな状態で高松に行き、宿泊したゲストハウスの「ちょっとこま」さんで観光情報を教えていただきました。その内の1つで名前が上がったのが「栗林(りつりん)公園」です。
参考:高松のゲストハウス「ちょっとこま」はオーナー夫婦の人柄が出た居心地いい場所
名前だけ聞いて、特に下調べをせずに行ってきたのですが、予想以上に広くて美しい日本庭園で、感動しました。5月の半ばという新緑の季節だったということもあり、余計に美しく感じました。
栗林公園は高松駅からレンタサイクルで行ける
栗林公園は、高松にあるのですが、少し離れたところにあります。琴電を使っていくこともできますが、それよりもおすすめしたいのは、レンタサイクルを使って行く方法です。
高松駅でレンタサイクルを6時間100円、24時間200円で借りれるので、レンタサイクルの方が割安で移動もしやすくなり、一石二鳥です。
参考:高松のレンタサイクルが6時間100円、24時間200円と激安すぎる件
高松駅からレンタサイクルで行った場合、20分前後で栗林公園に到着します。平坦な道をサイクリングできて気持ちいいですよ。
栗林公園の中にはちゃんと自転車置き場がありますので、安心してください。
入り口左にはコインロッカーがある
上の写真にある栗林公園入り口を入って左のところには、コインロッカーがあります。栗林公園の庭園内はかなり広いので、重い荷物を持ち歩くのはおすすめできません。
コインロッカーに預けて身軽にした上で散策すると、より楽しめますよ。コインロッカーは200円・300円・400円のものがあります。
コインロッカーの向かいにはお土産屋があります。散策を終えたあとに寄るといいと思います。中は結構広くて商品も充実していました。
間違っても庭園内の散策前にお土産を買わないようにしましょう。
栗林公園の開園時間について
栗林公園の開園時間は、日の出から日の入までです。月によって開園時間が異なりますので、早朝・夕方に行こうと思っている方は注意してください。
5月は5:00〜18:30まで開いていました。
各月ごとの開園時間は以下の通りです。
- 1月:7:00〜17:00
- 2月:7:00〜17:30
- 3月:6:30〜18:00
- 4月:5:30〜18:30
- 5月:5:30〜18:30
- 6月:5:30〜19:00
- 7月:5:30〜19:00
- 8月:5:30〜19:00
- 9月:5:30〜18:30
- 10月:6:00〜17:30
- 11月:6:30〜17:00
- 12月:7:00〜17:00
via: 入園案内 | 特別名勝 栗林公園
入園料金について
栗林公園の入園料は大人410円です。子供は170円となります。20人以上の団体になると割引することも可能です。
受付で入園チケットを買うと、チケットとパンフレットがもらえます。
栗林公園の様子(写真まとめ)
ここからは栗林公園の景色を写真で紹介していきます。それほど写真の技術があるわけではないので、実物よりも劣ります。
雰囲気だけでも感じていただければと思います。もし気になったら、現地にいって空気感を感じて欲しいです。
私が行ったのは日曜日で、それなりに人がいました。ただ、庭園内がかなり広いので、人の多さは気になりませんでした。
栗林公園の沿革について。
大自然に向かって歩いていきます。
砂利道も歩いてて気持ちいいです。
奥へ進んでいくと、手入れされた芝生がありました。中へ入ることはできません。ふかふかしたいなぁ〜。
鳥は自由に芝生を歩き回っていますね。
入り口から程ないところに、讃岐民芸館がありました。職人がいて、何やら作っていました。
遠くを見渡せば見渡すほどキレイな景色です。
道が整備されているからこそ景色を楽しめますね。ありがたいことです。
昭和天皇お手植松跡というのもありました。
巨大な松の木があちこちにありました。
池には蓮の花も咲いていました。虫も活発な時期で花や葉に虫がいっぱいついています。
潺湲池(せんかんち)
水がキレイでした。
どんどん奥へ進んで、どこにいるのか分からなくなりました。
ムクロジの木にも歴史があるそうです。
爛柯石屋(らんかせきおく)と呼ばれる洞窟風の石屋です。
遠くに見える爛柯石屋を拡大して見てみました。今はよく分からない感じになってますね。
日暮亭。
日暮亭への入り口。
亀もいました。
奥に見えるのが石壁と呼ばれる赤い壁です。
奥に赤みがかった岩がありますね。
奥には滝もあります。
この滝、桶樋滝(おけどいのたき)というそうです。
滝が流れる動画を撮ってみました。
旧日暮亭というのもありました。
改名にあたっての趣旨も書かれています。
こちらが旧日暮亭。昔っぽくていい感じです。
中には入れませんが、中の様子を見ることはできます。
さすがに当時のままという訳ではないものの、昔の雰囲気は出ていました。
旧日暮亭には千宗守と高松松平家についてのことが書かれていました。
さらに奥へ歩いて行くと大きな池がありました。
下の写真右のような橋、こういうのを見たら渡りたくなりますよね。
というわけで、渡ってみます。奥に道があるのか分からないけど。
小普陀(しょうふだ)、歴史を感じる場所だそうです。
奥へ進むとまたまた橋がありました。
かなり細い道を進みます。この辺りはあまり人がいませんでした。
細い道を抜けたところで、一面が見渡せるようになり、向こう岸では結婚式?が行われていました。栗林公園で結婚式っていいですね〜!
広々と見渡せるのがいい感じです。
結構角度のある橋がありました。滑り止めがついている理由も歩いてみて納得。
橋の上から見た景色。
遠くから橋をパシャリ。
飛来峰(ひらいほう)と呼ばれる峰の上から写真を撮ってみました。
飛来峰について。
飛来峰とはまた別の場所に「芙蓉峰(ふようほう)」と呼ばれる峰がありました。ここからの景色もなかなかいいですよ。
芙蓉峰から見た景色です。
という感じで栗林公園を散策してきました。2時間近くゆっくり歩きましたが、これでも全部回りきれた訳ではありません。
じっくり見て回ろうと思うと、半日ぐらいは見ておかないといけないほど、広々とした場所です。栗林公園はとんでもなく広いです!
その分、じっくり見て回る価値がある美しい庭園でしたよ。