訪問日:2014/4/20
大歩危峡(おおぼけきょう)は、自然が作り出した芸術的な景色があります。大きな川があり、両脇に大きな岩があります。
そんな素晴らしい景色を間近で楽しめるように、川を走る遊覧船があります。そんな秘境の地を商売にする大歩危に住んでいる人の知恵ってすごいな〜と思いました。
こんな大自然を感じることのできる機会は滅多にないので、大歩危峡観光遊覧船に乗ってきました。感想からいうと、とても良かったです。
これから、大歩危峡観光遊覧船に乗るまでと乗っている時の様子について紹介していきます。
大歩危峡まんなかが乗り場
大歩危峡観光遊覧船の乗り場は「大歩危峡まんなか」というところにあります。まんなかから川の方を見てみると、船が停まっているのが見えます。
私が行った時は、こいのぼりがあがっていました。
船着き場がこちら。上から眺めるとこんな感じ。建物はとても高いところにあり、川を見下ろすとかなり下にあります。
大歩危峡まんなかは以下のような外観です。遊覧船に乗ろうと思っている方はこの建物を目印にしてください。
遊覧船乗船券の買い方
大歩危峡まんなかに入って、遊覧船の乗船券を買います。チケット売り場は、入って奥のところにあります。
大人1,080円、子供(3歳〜小学生まで)540円です。15名以上の団体になると、団体割引(1割引)を使えます。
9:00〜17:00で不定期に運行しています。私が乗った時の感覚だと、人数が集まれば遊覧船が発車する感じです。
チケットを買うと以下のような乗船券がもらえます。乗る時に係の人に見せてください。
遊覧船といえども、非常事態になるかもしれませんので、救命胴衣を着用しておきましょう。着用方法についての案内もあるので、目を通しておいて下さい。
船のりばへ
乗船券を買ったら、船着き場へ向かいます。乗り場は川のすぐ側なので、階段をどんどん降りていきます。
思ったよりも遠いので、時間に余裕を持って船着き場へ向かうようにしましょう。ゆっくり歩いて向かうと、チケット売り場から船着き場まで5分ほどかかります。
昔、大洪水があった時は下の写真のところぐらいまで浸水したそうです・・・。
どんどん下へ歩いて行くと、ようやく船着き場が見えてきます。
到着。この時は3台停まってました。乗ってから分かりましたが、何台も常時走っているので、実際はもっと船があります。
船に乗ったら、救命胴衣を着用します。安全が大事なので、一度座った場所から移動しないようにしましょう。
遊覧船から見える景色が最高!
さて、いよいよ遊覧船が出発です。やはり、間近で景色を見ると最高ですね!写真だけでは伝わりにくいかもしれないですが・・・。
現地に行って肌で感じるのと、目だけで見るのとでは全然違います。
遊覧船が出発すると、船着き場がどんどん遠ざかります。
巨大な岩を横に眺めながらゆっくりと遊覧船が進んでいきます。
遊覧船を運転する人がガイドも兼ねていて、大歩危峡の歴史や、この岩がどうやってできているのかについて詳しく説明してくれます。
景色を見るのと写真を撮るのに夢中で、あまりガイドを聞けなかったですけどね・・・。 大歩危峡の岩についての説明はなるほど、と思うことが多かったです。もう忘れてしまったので、詳しく説明できませんが。
湧き水が川に向かって流れているところもありました。いい景色。
野生の猿がいました。自然が豊かだからこそですね。こっち向いてくれませんでしたけど。
折り返し地点。左上の鉄格子は雨が降って水位が上がった時の対策を行うためだそうです。川が狭いので、雨が降るとあっという間に水位が上がるそうです。
遊覧船に乗っている時に見えた岩もすぐに隠れてしまうそうです。
折り返してもいい景色がいっぱい。人が入っていないのできれいです。
時々、他の遊覧船ともすれ違います。大歩危峡観光遊覧船、人気なんですね。
深いところは水深20メートル以上のところもありますが、浅いところは1メートルにもならないところもあります。
浅いところは川底が見えます。水が澄んでとてもきれいなのがよくわかります。
大歩危峡観光遊覧船の動画
船に乗っている時に動画を撮りました。下の動画は往路で撮りました。往路の時は丁寧にガイドしてくれるので、ゆっくりと進みます。
復路で撮った動画。
もう1つ復路で撮った動画。復路はガイドもあまりないので、スピード感があります。あっという間に帰っていきます。
住所:徳島県三好市山城町西宇1643-7
[map lat=”33.885094″ lng=”133.76039″]大歩危峡観光遊覧船[/map]