ちょうど北陸新幹線が金沢まで開通したって日に、よりによってひねくれ者のわたしは、日本海に浮かぶ佐渡島を訪れてみました。
3月の佐渡はそれほど雪がないかも両津港に
新潟港からフェリーで2時間半。着きました佐渡島の入り口、両津港。
春とはいえ、まだ3月。
レンタカーを佐渡島内で借りてはみたものの、日本海側ということで雪が心配と思ったら、どうも暖かい気候らしく、平野部ではぜんぜん雪はない・・・。
確かに山間部はゴールデンウイークまで通行止めなんだけど、車もそこそこ走っているけど、案外すいすいドライブ。
晴れていたこともあって、なんだか楽しいぞ!
佐渡のトキの森公園へ
佐渡と言えばトキ!
ということで、早速「トキの森公園」へ行ってみた。
「トキの森公園」にある飼育のゲージの中にいましたいました、トキ。
現在、すでにトキは自然界にも生息しているようですが、野生に定着しきれていないということで、なるべく自然に近い環境を再現するこの施設があるそうです。
さらに、「トキふれあいプラザ」にも若いトキがいました。
えさをついばんだり、たまに飛んでみたりと、優雅な姿を見ることができましたよ。
初めてトキをみましたけど、1歳以下の若いトキはちょっと灰色で、1歳以上のトキでピンクに近くなっていくと、若干色が違うって知ってました?
保護のためにこういったゲージの中に居ますが、将来的には野生に復帰できるようにしていくとのことです。
時期が春先だったからか、土曜日の割に人もまばらでした。
入場料のかわりに協力費というものがありますが、私が訪れた当日は無料で入場できましたよ。
協力費:大人(高校生以上)400円、小人(小中学生)100円。
おみやげに、案内されている女性の方からトキの折り紙「折りトキ」をいただきましたよー!
にしても、色といい、形といい、ずいぶん精巧な作りです。
佐渡には日本酒の蔵もある
佐渡は日本酒の蔵もいくつか。日本酒好きのわたしには外せないポイントです。ドライバーなので試飲できなかったのが・・・。でもしっかりお酒は買いましたよ!
佐渡の風景
佐渡の南海岸沿いに走ると、知る人ぞ知る集落「宿根木」へ。
うん、なにかのCMで見たことある風景。
コンパクトな敷地の中に不思議な空間が広がります。
佐渡島の南西の端、沢崎灯台。いかにも地の果ての風景。
ベルメールユースホステルに宿泊
あまり佐渡の島の中を知らず、ユースホステルで夕陽が見れそうなところと思って、「ベルメールユースホステル」という佐渡島の西側の宿にしてみました。
けど、いろいろ寄り道していたら、時間がかかってしまって、もう日が暮れてしまった!!
宿の方から「迷子になってませんかぁ?」って電話がかかってきてしまいました。
というか、佐渡島、想像以上に広い!
こちらの宿でお世話になりました。
宿の方、すごく親切でフレンドリー。
いろんな世間話ばかりしておりましたが、とても楽しい時間を過ごせました。
姫津漁港へ
近くの姫津漁港は、いかにもひなびた感じの小さな港。
翌日は、江戸時代から明治時代にかけて栄えた、以前の日本最大の金銀山、相川の佐渡金銀山跡の産業遺産、その当時の積み出しのための港、大間港を散策してみました。
栄枯盛衰、といいますか、廃墟マニアにはたまらない光景です。
佐渡を観光した感想
新潟の海の向こうの佐渡島。
なかなか訪れる機会は難しいところかもしれませんが、観光に行ってみると、お話ししたみなさん、だれもが優しく温かい!
ホントになんだかほっこりした気持ちでいることができました。
まる1日というより、もう1、2日多く滞在して、時期も春から夏がいいでしょうか。
ぐるっと佐渡を一周するってのも、いいかもしれませんね。
なんといっても、お米や魚、酒がうまかった。
地元の魚屋さんが営んでいる回転寿司屋もあって、地物の魚も味わえましたよ。
見どころたくさんの佐渡島なので、一度訪れてみてください。