神戸の都会観光に疲れたら日本庭園のある相楽園(そうらくえん)で休んでみては?

神戸の元町から北の方に歩いたところに大きな日本庭園があります。相楽園(そうらくえん)という名前の庭園です。

神戸市民でもあまり知ってる人がいないと思われる穴場の観光スポットでもあります。そんな相楽園に行ってきました。

ちなみに、相楽園では時々フリーマーケットのようなイベントがあって、無料開放している時もあります。私が行った時は何もない日だったので、普通に入りました。

目次

入口の様子

相楽園の近くには兵庫県庁があり、都会的な雰囲気の場所ですが、相楽園だけは明らかに雰囲気が違うので、すぐに分かると思います。

JRや阪神の元町駅西口から北に歩くこと15分ほどで相楽園に着きます。

神戸 相楽園

入り口の様子はこんな感じです。立派な門があります。

神戸 相楽園

門の右側には大きな石と手入れがいき届いた木があります。

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ちなみに相楽園は65歳以上の方で公的な証明書(老人手帳、免許証、健康保険証)などを提示すると無料で入園できます。

普段の入園料は300円です。

神戸 相楽園

さて、相楽園の中に入ることにしましょう。

神戸 相楽園

相楽園は、1月4日〜12月28日が開園日です。毎週木曜日は休園です。開園時間は9:00〜17:00となっています。

神戸 相楽園

相楽園の門はかなり立派です。

神戸 相楽園

門の右側に受付がある

門をくぐってすぐ右手に受付があります。普段の日はここで入園料を払って入園券と引き換えてください。

神戸 相楽園

入園券は下のような感じです。

神戸 相楽園

園内の様子

さて、ここから相楽園の散策開始です。入ってすぐのところに、相楽園についての歴史が書かれた案内がありますので、じっくり読んでみると面白いと思います。

神戸 相楽園

都会の中に自然が広がります。奥にマンションのようなものが見えるのも都会の中ならではですね。

神戸 相楽園

相楽園の名物は蘇鉄(そてつ)だそうです。

神戸 相楽園

名物の蘇鉄はこちら。

神戸 相楽園

相楽園の案内図

園内の地図はこちら。じっくり歩いても1時間あれば一通り見終わるぐらいの広さです。それほど広くはありません。

東京の皇居周辺の庭園や高松にある栗林公園に比べるとコンパクトです。 

神戸 相楽園

自然に癒される

相楽園に来るまでは街中を歩いてきたので、これだけの自然が広がる景色に癒やされます。自然を求めている方にはいいところです。

神戸 相楽園

蘇鉄は相楽園ならではなので、しっかり見ておきましょう。

神戸 相楽園

庭園の景色にビルが写っています。

神戸 相楽園

名木の樟(くすのき)

入園して少し歩くと、巨大なくすのきがあります。

神戸 相楽園

写真では伝わりにくいかもしれませんが、写真に収まりきらないぐらい巨大な木で、存在感があります。

神戸 相楽園

重要文化財を見て回る

順路の通りに進んでいくと、重要文化財の建物が続きます。まずは「旧小寺家厩舎」です。

神戸 相楽園

神戸 相楽園

空と建物を一緒に写すといい感じの景色になります。

神戸 相楽園

旧小寺家厩舎についての歴史は下の写真で見ることができます。

神戸 相楽園

旧ハッサム住宅

次に見えてくるのが、旧ハッサム住宅です。

神戸 相楽園

全体図がこちら。 

神戸 相楽園

阪神淡路大震災では、旧ハッサム住宅も大きな被害を受けたそうです。

神戸 相楽園

その時傾いたのがそのまま今も残っています。

神戸 相楽園

旧ハッサム住宅の歴史についてはこちらでまとめてあります。

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日本庭園へ

次は日本庭園エリアへ向かいます。この日はあまり人が多くなかったので、ゆっくりと見て回ることができました。

土曜日のお昼でも空いていたので、平日も空いていると思います。

神戸 相楽園

ちょっと疲れてもベンチが至るところにあるので、休憩しながら景色を眺めることもできます。

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この日はいい天気で、池の水に空が写ってかなりきれいでした。

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まず大丈夫だと思いますが、水に落ちないように気をつけましょう。

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庭園ならではの景色に心が洗われます。

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鯉や亀もいて、のどかです。

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いざという時のための備えもバッチリあります。

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奥へ進むと小さな滝や小さな石のトンネルもありました。 

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水の流れる音が心地いいです。

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水面は本当にキレイです。

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小さな石のトンネル。子供が喜びそうですね。

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トンネル内は涼しいので、夏だと疲れが取れます。

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石の形も経年変化がみてとれます。

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ここまで澄んだ水を見ることはそうそうないので、ちょっと感動しました。

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階段を登ると上から庭園を眺めれる・・・と言いたいところですが、夏は葉っぱがたくさんで全体の様子を見ることができませんでした。

冬なら見えるかもしれません。

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順路を進むと「浣心亭」という古い邸宅がありました。中には入れず、外から眺めるだけになります。

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さらに順路を進むともうすぐ終わりになります。休憩所も景観を壊さないような建物になっています。

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もみじも見えるので、秋になるとまたいい景色になるんだろうな〜。

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四季おりおりの変化を見てみたい場所です。

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最後に橋を渡っておしまいとなります。 

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広場の芝生が気持ちいい

広場に出てきました。フリーマーケットがある場合はここで行われています。私が行った日は次の日がイベントのため、少し準備されている感じでした。

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広場の近くにはトイレもあります。

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天気がいい時の広場は最高の景色です!

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相楽園が震災から復興していく様子を記録した案内が最後にありました。これからも癒やしの場所であり続けていて欲しいですね。

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さいごに

相楽園はゆっくり歩いても1時間あれば一通りまわれる、コンパクトな庭園です。神戸の都会的な観光に疲れた時に寄ってみて、疲れをとるのもいいと思います。

庭園なので、季節によって見える景色も変わります。今回は夏に行きましたが、秋や春などに行ったらまた違う景色が見えると思います。

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