大歩危(おおぼけ)にあるゲストハウスの空音遊に行ってきました。
参考:大歩危・祖谷のゲストハウス空音遊(くうねるあそぶ)に泊まった話
電車を使って行き、最寄りの駅がJR大歩危駅でした。大歩危駅で送迎をお願いして、お迎えが来るまで待っていた時に面白い出来事がありました。
大歩危駅にトロッコを引き連れて走ってくる列車がやってきて、しかもその電車に妖怪が乗っていました!
実際のところ、着ぐるみの人なんですけど、なかなか見れるものではないことだと思ったので紹介します。
JR大歩危駅の様子
JR大歩危駅は周りが大自然に囲まれている秘境の地です。そんな場所にある駅の割には特急も全部停まるし、観光地としても有名な場所なので、駅は整備されていました。
屋根瓦にJR大歩危駅と書かれた大きな木簡が乗っています。田舎のいい味が出ている駅の看板だと思いました。
駅のホーム側から見た大歩危駅。
ホームを出て、駅舎に入る時には児啼爺(こなきじじい)が迎えてくれます。こなきじじいの漢字をこの時初めて知りました。
トロッコ列車がやってきた
私が大歩危駅まで乗ってきた電車は普通の特急電車でした。駅でしばらく待っていたら、見慣れない電車がやってきて、思わず見に行ってしまいました。
それがトロッコ列車だったという訳です。普通、こんな電車走ってないから目立ちまくりです。
反対側から見たトロッコ列車。こちらは普通の電車です。
トロッコ列車には明らかに人でない生き物が乗っています。顔から下は人間のパーツなんですけどね。この光景が面白かったです。
電車から降りて、カッパと話し込む人がいました。普通に会話が成り立っていて、1分以上話しているのが、はたから見てて笑えました。カッパの声が普通に聞こえてましたし。
家族で行ってたのですが、子供にとっては恐怖そのものだったでしょうね。「大歩危駅にお化けがいる」とその後何度も言ってました・・・。
トロッコ列車について
なんでトロッコ列車が走ってたのか、その時は全く分からなかったので、調べてみました。
トロッコ列車(キクハ32-501)は大歩危・小歩危(こぼけ)の景色を風を感じながら楽しむことのできる列車です。普通の電車でも景色は見えますが、窓越しになります。風を受けながら、自然の美味しい空気も吸いながら、美しい景色を楽しめるのが大きな魅力です。
トロッコ列車には2種類あり、普通のトロッコ列車と今回私が偶然見た妖怪トロッコ列車があります。妖怪トロッコ列車は3体の妖怪と乗車客が交流を楽しむという目的もあり、1回の乗車で、景色と合わせて2つ楽しめます。
阿波池田駅から大歩危駅を往復する列車で、運転日も決められています。2014年4月は土曜日しか運行してないので、今回見れたのは偶然中の偶然でとてもラッキーでした。
座席は全席指定で、大人520円・子供260円になります。こんな電車に乗る機会はそうそうないと思うので、もし大歩危方面に出掛ける機会があって、トロッコ列車に乗れそうなら、試してみてください。間違いなく貴重な経験になるはずです。