旅行時期:2012年9月
2012年の9月末に人生で初めて台湾に行ってきました。もう2年以上前のことですが、当時のことを思い出しつつ、また行きたいという気持ちを込めつつ、まとめてみました。
関空から台北まで
私は神戸に住んでいるということで、関西国際空港(関空)から台湾に行きました。台湾の空港は桃園空港です。
神戸から関空までは、三宮駅から高速バスが出ており、ちょうど1時間ほどで関空まで行くことができます。
電車を使うと、乗り換えが何度もある上に時間もかかります。神戸から関空へ行くなら、高速バスが一番いいかな〜と思います。おすすめです。
他には、ポートライナーと高速船に乗って行く方法もあります。この行き方は船に乗れる分、楽しみがあります。
参考:三宮から関西国際空港へは「神戸-関空ベイ・シャトル ポートライナーセット券」が便利
この時、私が海外に行くのは2年ぶりです。関空で飛行機に搭乗するまでの時間に、これから乗る飛行機を撮ってみました。
エバー航空という航空会社です。
関空から台北までは2時間ちょっとです。ホントあっという間ですよ。
その2時間のフライト中に機内食が出てきました。メインが何だったのかは、もう忘れてしまいましたが、温かくて普通に美味しかったのは覚えています。
桃園空港から台北へはバスが安い
桃園空港に着いたあとは、台北まで自力で行かないといけません。桃園空港では、台北行のバスが出ているので、それに乗り込んで行きましょう。
確か、2012年9月当時のレートでは、日本円にすると100円程度で台北まで行けたはず。あまりの安さに衝撃を受けたのを覚えています。
バスに乗っている時間は30〜60分ほどでしょうか。途中、いつの間にか寝てましたので、はっきりと時間までは覚えていません。
台北駅は台湾新幹線の駅でもある
バスが台北に到着しました。その近くには台北駅がありました。地下鉄・台湾新幹線の駅になっており、かなり大きな駅でしたよ。
日本の主要都市の駅ほど巨大ではなかったですが、それでもそこそこの広さでした。
台北駅に着いたということで、一緒に行った方に写真を撮ってもらいました。当時29歳の私です。
ホテルまで歩く途中に現地の人に助けてもらった
台北に着いたことで、とりあえずはホテルにチェックインしようということになり、ホテルまで歩いて行くことになりました。
厳密に言うと、今回泊まる予定だったホテルは、地下鉄で隣の駅「中山駅」の方が近かったです。
そんなことは到着時点では全く知らなかったので、スーツケースを押しながら歩いて行くことに。
ネット環境を用意していってなかったので、頼りになるのはガイドブックに書いてある地図のみ。分かりやすい訳ではないので、ちょっと迷います。
そんな時に、迷っている様子を見かねたのか、現地の人であろう若い男子学生が声を掛けてくれ、ホテルまで連れて行ってくれました。
声を掛けてくれた場所から遠かったのにも関わらず、長い距離を一緒に歩いてくれて、本当に助かりましたね。台湾の人って、ホントに優しいし素晴らしい!って思った瞬間でした。
地下鉄が最先端
ホテルにチェックイン後、台湾の夜市に行こうという話になり、地下鉄に乗って「士林」の夜市に行きました。士林夜市は、地下鉄の淡水線に乗って「劍潭駅」で降りたところにあります。
その前に、台湾の地下鉄の設備に感動したので紹介。
台湾の地下鉄は運賃が安いです。1駅なら20台湾ドル(今なら70円ぐらい?)で乗れます。
地下鉄の切符は、コインのようなもので、改札にタッチするとドアが開く仕組みになっています。切符ほど面倒な感じもなく、これには感動しましたね。
地下鉄の駅はこんな感じ。思った以上にキレイです。東京や大阪の地下鉄の駅よりもキレイです。
案内板では、電車が到着するまでの残り時間が書かれています。秒単位で書かれているので、めっちゃ分かりやすいです。
広告も台湾独自のもので、日本で同じようなものを見るよりも新鮮に感じます。
士林の夜市に行ってきた
という訳で、夜市に来ました。特にイベントがある日ではなかったですが、人がいっぱいで狭い道だと歩くのが大変なぐらいです。
これが台湾の日常でしょうか。屋台がずっと続いています。中には許可を取っていないところもあり、移動しながら営業しちゃってるところもありました。
そういった光景もまた日常なんでしょうね。周りの反応も薄かったです。
夜市はとにかく活気があります。
臭豆腐のにおいが強烈すぎる・・・
この時まだ台湾に来てから何も食べてなかったので、いろいろと注文して食べてみました。
ほとんどのものは美味しいのですが、唯一受け付けなかったのがあります。
臭豆腐。これはにおいが強烈すぎます。味は普通なんですが、においが強烈すぎて食べる気がしなくなります。私はひと口食べただけで断念しました。
台湾の人はみんなこれが好きだそうです。その後も台湾の人と何度か話す機会がありましたが、誰に聞いても「好き」って言ってます。
日本でいう「納豆」みたいなものなんでしょうね。
巨大マンゴーアイスは激ウマ
食後のデザート的な感じで食べたのが、下の写真にあるマンゴーアイスです。
お皿がとにかく大きくて一人では食べきれないほどのサイズです。でも、めちゃくちゃ美味しかったですよ!
バニラ(?)の部分が、とても細かく刻んだかき氷のような食感で、マンゴーもとても甘かったです。
肉そぼろご飯が美味しかった
翌日お昼に食べた、肉そぼろご飯と水餃子が、これまためちゃくちゃ美味しかったですね〜。
特に肉そぼろご飯がめちゃくちゃ美味しくて、今でも家で時々妻に作ってもらってるぐらいです。
千と千尋の神隠しの舞台「九份(きゅうふん)」へ
台湾での観光は、千と千尋の神隠しの舞台にもなったという場所の「九份」に行ってきました。
台北からバスに乗ること1時間ほどで九份まで到着します。山の上の方にあるので、9月末でもかなり肌寒く感じました。
半袖で行くと、あまりの寒さに凍えそうになるほど。九份に行く時は、暑い時期であっても羽織れるような上着を持って行くことをおすすめします。
九份は高いところにあるので、景色がいいです。
九份は観光地ということもあり、台北の夜市と比べると値段が高かったです。おそらく観光地価格でしょうね。
赤い提灯がいい雰囲気です。
お店はたくさんありますので、飲食には困りません。
九份は、下の写真のように、長い階段が続いてるところが多く、結構体力を消耗します。
夜だと高い(低い)ところまで、赤い提灯が続いているので、すごくいい眺めですよ。
こんな感じで犬が休んでいたりと、なかなか自由な感じです。
台湾の食事はとにかく美味しい
これまで何度か紹介してきたように、台湾の食事はとにかく美味しいです。臭豆腐以外は何を食べても美味しかったですよ〜。
油が多く使われているので、時々は違うものを食べたくなりますが、それを抜きにしたら、ずっと台湾の料理だけでもいいぐらい。
下の写真は、空芯菜。
次はチャーハン。本場のはやっぱり美味しい!
ワンタンも美味しい!
両替について
台湾でお金を使うためには、日本円を台湾ドルに交換しないといけません。
両替は日本の空港でもできますし、台湾についてからの空港でもできます。
両替して一番良かったのは、台北から1駅のところにある中山駅から徒歩10分ほどのところにあるお茶屋の「昇祥茶行」というところです。
空港で両替した時は、1台湾ドルあたり0.4円ぐらいの手数料を取られましたが、昇祥茶行だと1台湾ドルあたり0.03〜0.05円程度ととにかく激安でした。
これは2012年当時の情報なので、今はどうなのか分かりませんけどね。
今もこのままであれば、日本で少額の台湾ドルを両替しておき、昇祥茶行で一気に両替するのが一番お得な両替テクニックです。
クレジットカードを使うことがなかった
台湾での買い物は、いつも現金で払ってたので、クレジットカードを使うことが全然なかったです。
屋台では当然使えないし、大きなショッピングモールとかに行ったわけでもないので、使えるところがそもそもなかったと言った方がいいかもしれません。
という訳で、全然クレジットカードを使う機会がなかったです。
さいごに
台湾(台北)に行って一番印象に残っているのは、何といっても人の優しさです。
道案内してくれた若い方もそうですが、他にも旅行中、親切にしてくれた台湾人がたくさんいました。
どの方も信じられないほど親切で、ホントに日本人が好きなんだろうな〜と思いましたし、嬉しかったです。
人を見て、危ないと思ったことは一度もなかったです。台湾で危ないのは、車やバイクの交通ですね。
日本のように歩行者優先というのがないので、こちらがちゃんと気をつけておかないと、かなり危険です。
そういったちょっとしたデメリットも理解した上で台湾に行くと、より楽しめると思います。今回は台北ばかりでしたが、また行く機会があれば、他のエリアにも行ってみたいですね。
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再び台湾に行きました。その時に感じたことについては、以下のページでまとめています。
参考:台湾に1週間滞在して感じた生活環境のメリット・デメリット・日本との違い
参考:台湾旅行記のブログ記事一覧
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旅行の際はツアー系サイトで予約すると手間が省けると思います。
参考:ホテルや電車・航空券などを一括予約が便利!ツアー系予約サイトまとめ