光明寺(こうみょうじ)は南知多三十三観音の18番札所で地元の人のためのお寺

豊浜の津島神社をあとにして、ふらふらと散歩していると道路沿いにパタパタと旗が立っていました。何やら大きな神社がありそうな雰囲気がしますね。

南知多 光明寺の旗

入り口がこちら。光明寺(こうみょうじ)というお寺です。自由に入れるので、入ってみることにします。西山浄土宗のお寺だそうです。

ちなみに、光明寺は南知多三十三観音の18番札所となっている場所でもあります。

西山浄土宗 光明寺

目次

光明寺の様子

南知多三十三観音に指定されているところだからか、建物に歴史を感じます。瓦も柱も相当年季が入っていると思われます。

光明寺の入り口

中に入ってみました。外にすぐ道路があるとは思えないほど雰囲気が一変します。落ち着く・・・。

光明寺の様子

上の写真が見えたところから左を見ると、本堂と思われる建物があります。これが一番立派な建物でした。

光明寺のお堂

光明寺の文化財についての説明がある案内板もありました。こういうのがあると分かりやすくて助かります。

光明寺の指定文化財

南知多ならではのお地蔵さん(神様)たち

周りを見渡しているといくつものシンボルとなるお地蔵さん(神様)がいます。

まずは魚天さん(魚天観音)。海の町だから、魚をとても大切にしているんですね。前日食べた回転まるはの魚は本当に美味しかったので、感謝しないといけません。

参考:知多半島にある回転まるはのお寿司が美味しすぎて感動した

光明寺の魚天さん

漁師さん・魚の加工業者の方・料理屋さん・つりをする人など

  • 魚をとる人
  • 売る人
  • 料理する人
  • 食べる人

魚を供養しましょう。
水を向けて南無阿弥陀仏とおまいり下さい。 

via:光明寺 魚天さんの案内板

次に見つけたのは、ふぐの供養塔です。魚もですが、ふぐが祀られているのは初めて見ました。神様なんですけど、可愛らしさもあります。

光明寺 ふぐ供養塔

うすさま明王というお地蔵さんもいます。

世の中の一切のけがれや悪を焼きつくす仏さま、しもの世話をかける苦悩を除く仏さまです。

という説明がありますね。よく見ると、うすさま明王の後ろは炎の形になっています。小さいけど強そう。

光明寺 うすさま明王

一番ユニークなお地蔵さんが次に紹介する「ごめんなさい地蔵」です。悪いことをした時に謝るためにあるお地蔵さんです。

光明寺 ごめんなさい地蔵

このお地蔵さんは、子供が生き物(カ・ハエ・ゴキブリ)を殺した時、ウソをついた時、物を盗んだ時など、悪いことをした時に<ごめんなさい>と言って手を合わせてあやまる地蔵さんです。

手を合わせる子供は、きっとすばらしい大人になるでしょう。

via:光明寺 ごめんなさい地蔵の案内板

豊浜地区に住む方のお寺

光明寺に行ってみて思ったのは、豊浜地区に住む方のためのお寺だということです。

観光客用ではなくて、地元の人が幸せに暮らしていくための拠り所的な存在なのかな、と思いました。

散策している時も、おそらくこの近辺に住んでいると思われる方々がお参りにきていました。

この後、光明寺をあとにして、道路沿いに西の方へ向かいます。向かった先は「たいぱい」のお店、永和堂です。
参考:永和堂製菓舗で豊浜名物の鯛パイ(たいぱい)のアップル味を美味しくいただきました!

おまけ:周辺の神社・お寺

[map addr=”愛知県知多郡南知多町豊浜鳥居37-2″]光明寺[/map]

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