このページは「中国勝山のろまん亭で名物の銀しぶき(山芋)入りのうどんを食べました」からの続きです。
2013/12/12に、中国勝山にあるパン屋タルマーリーに行ってきました。
この時の旅の目的の半分ぐらいはこのタルマーリーに行くことでした。思ったよりも遠い場所で電車だけで行くのは大変でしたが、なんとか辿り着くことができてホッとしました。
タルマーリーのことを知ったのは、”田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」”という本を読んだことがきっかけでした。
この本を読んで共感することが多く、どんなパンを作っているのかをこの目で確かめたいと思いだけでここまで来ました。
タルマーリー周辺の町並みについて
タルマーリーは、昔は酒蔵だった古民家でパン屋をしています。タルマーリーの周辺は古い町並みが残っていて歩いてて気持ちのいいところです。
タルマーリーは町並みの一部に溶け込んでいるので、普通に歩いていたら気付かないかもしれません。近くに行かないとパン屋ということが分からないと思います。
それぐらい自然と町並みに溶け込んでいます。
店内で食べたピタサンドが最高だった
私はタルマーリーに行って、パンをたくさん買って帰って家族やお世話になっている方へのお土産にしようと考えていました。
実際にタルマーリーの店内に入ってみると、中で軽く食べることもできることを知ったので、休憩がてら食べていくことにしました。
頼んだのは確か「自家製あんこ ピタサンド」です。それと自然栽培の「和紅茶」だったかな。記憶が確かなら。
どちらも優しい味で気持ちがほっこりしました。癒やされているような感覚。
特にピタサンドは生地がもちもちしてて、噛みごたえ抜群でした。下手すりゃこれだけでお腹いっぱいになるのでは?というぐらいしっかり噛んで食べたと思います。
あまりに美味しかったので、ちょっとずつ30分ぐらいかけてゆっくり食べましたよ。
ピタサンドと紅茶を楽しみつつ、タルマーリーの店内を撮った写真がこちら。まさに古民家。落ち着ける場所でした。
ついつい長居してしまったのはこの空間の影響もあるでしょう。
買ったパンの一部を紹介!
タルマーリーでは、かなりの重さになるぐらいパンを買い込みました。確か3,000円以上使ったかな・・。調べたら3,060円でした。イートインと合わせると3,790円!
この日の朝は倉敷のゲストハウスである有鄰庵(ゆうりんあん)から、タルマーリーまで来たのですが、有鄰庵の宿泊費よりもパンにかけたお金の方が多いという(笑)
参考:倉敷のゲストハウス「有鄰庵(ゆうりんあん)」宿泊体験記
下の写真は確かオレンジピールが入っているパンだったと思います。生地がしっかりしていて、フランスパン並に固いです。ふわっとしているのをイメージして食べると、びっくりしますよ。
半分だけ買いましたけど、半分でもお腹いっぱい。さっき食べたピタサンドもあるし、満腹です。
パン自体がずっしりとしているので、買い込んだ分、持って帰るのが結構大変でした。重い・・。
下の写真は家に持って帰ってから食べた「酒種パン」です。タルマーリーの名物です。
酒種の名前の通り、本当にお酒のにおいがします。電車で持って帰ったのですが、ず〜っとお酒のにおいがプンプンしてました!
私はお酒を全く飲まないですが、気持ち悪くなく、むしろいい匂いに感じました。お酒が好きだったらもっと心地よいにおいに感じるのかな?
食べてみた感想は、においほど酒の味はしなかったです。しっかり噛んで食べると生地にあるほんのりとした甘みを感じました。
せっかくの貴重な酒種パンなので、何もつけずにしっかりと噛みしめていただきました。
この記事は2014年2月に書いてますが、タルマーリーのパンを見ていると、また行って食べたくなってきました。
なかなか食べれるパンではないので、近くに行く機会があればぜひ食べてみて欲しいです。自然素材だけを使った本物のパンです。
店舗情報
- 住所:岡山県真庭市勝山195-3
- 営業時間:11:00~17:00
- 定休日:月・火・水曜日 不定期に長期間の特別休暇
[map addr=”岡山県真庭市勝山195-3″]タルマーリー[/map]
おまけ:タルマーリー周辺の町並みも良かったですよ
勝山の町並みは歴史あるところで、見てまわる価値があります。
- 続編やまとめ → 勝山・町並み保存地区の散策記。酒まんじゅう・パン・お寺・景色など全4時間の旅のすべて
- 旅全体の振り返り → 青春18きっぷで新見から姫路へ。姫新線を制覇した話