2013年12月10日〜12日にかけて、思いつきで岡山県に行ってきました。これまでの旅行記は下にまとめています。
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旅行から帰ってきた後にお会いした方から、何で岡山に行ってきたんですか?何で旅行に行ってきたんですか?と聞かれることが多かったので、自分が今感じていることを含めて説明していきたいと思います。
なぜ旅行に出かけたのか?
まず、なぜ旅行に出かけたのか?という質問ですが、これは特に理由はありません。完全に思いつきです。
強いていうなら、青春18きっぷが使える時期になったから、行ったことのない場所に行ってみたかったというのがあります。
あと私は今、ゲストハウスに関するサイトを作っていて、自分で宿泊してゲストハウスの雰囲気を感じてみたいというのもありました。
→ 倉敷のゲストハウス「有鄰庵(ゆうりんあん)」宿泊体験記 – ふらっと
これらの理由は結局あとづけで、単純に思いつきで決めました。私が旅行に行く時は、たいてい思いつきです。なんとなく旅行に行きたいと思ったから、旅行に行く。そんな感じです。
2013年は出雲大社にも行きましたが、今年が平成の大遷宮だということは出雲に着いてから初めて知りました。それぐらい何も知らず、とりあえず行ってみたいと思ってた場所に行ってみるという、自分の直感を大事にしています。
同じ場所に停滞するリスク
なぜ、ふと旅行に行きたくなるのか。思いつきが出るまでのところが大事ではないかと思います。
私が生活している範囲は、基本的に限られています。家・図書館・コワーキングスペース。この3つでほとんどが語れてしまうほどで、普段の行動範囲は決して広いとはいえません。
コワーキングスペースでは、いろいろな刺激があったりするのですが、私の中ではそれも日常化してきています。
同じ場所に居続けるのは、居心地がいいです。でも、それだけではいけないと直感的に思うのです。何がいけないかを説明するのが難しいですね・・・。
同じ場所で過ごし続けていると、思考が偏りがちになってくることがあります。場所だけでなく、仕事も同じことばかりしていると思考が偏りがちになります。
私だけかもしれないのですが、同じことばかりしていると頭が固くなるんですね。なので、仕事も1つだけのことをしていないし、ブログも1つだけに集中するということはありません。集中しようと思ってもなかなかできない性格なのです。
旅行に行きたくなるのも、それと同じような感覚で、同じ場所にいると頭が固くなると思うからです。
アイデアと移動距離は比例する
高城剛さんの言葉で確か「アイデアと移動距離は比例する」というのがあったと思います。
これは実体験として自分でも感じていることで、あちこち出かけてみることで気付くことってたくさんあります。いろいろなところに出かければ出かけるほど、自分の思考がいかに偏っているかに気付けます。
旅先で出会う人や、地域全体から感じることは、普通に生活しているだけではまず出会えないものです。
アイデアが思い付くのも、めったにない旅行中の方が多いです。おそらく8割ぐらいは旅行中にふと思い付いたりしたアイデアだと思います。自分が作ったサイトや、これからやろうと思っていることも旅先で思い付いたことが確実に反映されています。
旅行中はインプットがとても多いので、今までの経験と合わせてふと何かがひらめくことがあります。偏っていた思考がフラットになっているのも大きいかも。
日本はまだまだ面白いところがあるはず!
2013年は海外に行かず、日本国内ばかり旅行しました。海外にも興味があるのですが、海外のことよりも自分の国「日本」のことをもっと知りたいと思うようになりました。
2012年からカウチサーフィンやairbnbで外国人を泊める機会が増えて、彼らにもっと日本のことを楽しんでもらいたいと思いました。でも、自分はそれほど旅行経験もないし、教養も深くありません。
それなら自分の目で見たことを、熱い気持ちで伝えることができればいいのではないか?と思います。
あと、隠居系男子の「真のグローバル化とは、徹底的に日本の原風景を理解すること。」という記事にも影響を受けています。私は特にグローバル化を目指しているわけではないけど、この記事を読んでから、それまで漠然と思っていた日本のことをもっと知った方がいいと確信しました。
フリーランスだからこそ旅行が必要
私は個人事業主(フリーランス)です。フリーランスだと、自由なイメージを持たれる方もいるでしょう。
実際はそんなことなくて、私の周りではいつ休んでるの?というぐらい働いている方が多いです。それはそれでいいことだとは思います。
でも、私には真似できないし、自分が同じことをしたら、インプットの時間が減ってしまうような気がしています。特に移動できないことでのインプット不足に陥ると、今は良くても、長い目で見た時に頭が固くなってしまうのではないかと思っています。
幸い今の私は、旅行しようと思えば、すぐに行動できる状況です。なので、目先のことを気にせず、将来的にこの経験を役立たせるためにできるだけ旅行するつもりです。
旅行中の気付きや発見は後々大きな財産に
旅先での発見はいつだって新鮮なものです。大都会であろうが、辺境の地であろうが、自分にとってはどちらも非日常の場。旅先で何を見て、それをどう感じるのか。
一人で旅していると、自分のことを見つめなおす時間が否応なく増えるので、いろいろと気付きがあります。
私の場合は、どちらかというと、自然の多いところや歴史を感じれる場所が好きです。大自然や歴史を目の当たりにしたら、圧倒されるし、自分がいかにちっぽけで無力で、大したことがない人間かを思い知らされます。
今回の岡山旅もほとんど自然の多いところやお城などに行きました。
何かで結果を出していた・成功したように見えたからといっても、大自然を前にしたら、そんなことは全然大したことありません。
狭い世界にいるとついつい傲慢になりがちなところを、謙虚な気持ちにさせてくれます。旅は心の浄化にもなります。
いろいろと新しい世界を見ることで、私は後々の人生に影響を与えていることがあります。昔、スイスに旅行に行った時も大自然に圧倒されて、こんなことしている場合じゃないと思い、会社を辞めましたw
これは極端な例ですが、旅行することで、自分の中に眠っていた直感力が研ぎ澄まされて、自分が進んでいく方向が見えやすくなるのではないかと思います。
私は旅行に行くと、後々の人生に影響を与えることが多いので、意識せずとも今後の自分がどう変わっていくかを楽しみにしているかもしれませんね。この記事を書いていて、そんなことを思いました。