北陸新幹線が開通して、東京からのお客さんも増え注目されている金沢。
大阪から金沢に電車で行く場合は、どうやっていけばよいのでしょうか?
このページでは大阪から金沢まで、電車での行き方を説明いたします。
サンダーバードの切符について
今回は、大阪から金沢まで、強行日帰り旅行を敢行しました。
参考:日帰りの金沢で心もお腹も大満足!関西発で金沢のおすすめ日帰りコースを行ってみました
始発で大阪を出て、最終の1本手前で帰路につくという結構ハードなスケジュールです。
大阪~金沢で乗車するのはサンダーバード。
大阪~金沢間のサンダーバード料金
大阪~金沢間のサンダーバードの切符は、駅で普通に購入すると以下の値段になります。
1,自由席の場合
乗車券 4,750円+特急料金 2,380円=7,130円(往復14,260円)
2,指定席の場合
乗車券 4,750円+特急指定席料金 2,900円=7,650円(往復15,300円)
通常、自由席と指定席との差額は520円です。
ただ、繁忙期は差額が720円になり、逆に閑散期は320円になります。
320円で指定席で確実に座って行けるなら安いもんですね。
■閑散期
1月16日~2月末日・6月・9月・11月1日~12月20日の月曜日から木曜日。(ただし、祝日及びその前日と振替休日を除く)
■繁忙期
3月21日~4月5日、4月28日~5月6日、7月21日~8月31日、12月25日~1月10日。
■通常期
閑散期、繁忙期以外の日です。
また、自由席と指定席の座席は同じです。
ゆったりした席が良い方はグリーン車をご利用下さい。
自由席と指定席の座席(1列4席)
グリーン車の座席(1列3席)
当日切符を買うならみどりの窓口もしくはみどりの券売機で。
サンダーバードの切符の買い方は、みどりの窓口かみどりの券売機で、当日でも購入できます。
窓口に並ぶと時間がかかるので、おすすめは券売機です。
クレジットカードも使えますし、指定席であっても空いている席を画面で確認しながら自由に席を選ぶことが出来ます。
安く行きたい方は、大阪駅周辺のチケットショップを探してみては?
大阪駅周辺のチケットショップでも、サンダーバードの回数券を購入できる店があるようです。
自由席用と指定席用のチケットがあるので、ご希望の方を購入してください。
ただし、使用期限があるので、くれぐれも気をつけて購入してくださいね。
金沢行きの3日前まで買えるインターネットで購入できる、e5489(イーゴヨヤク)早割3という商品もありました。
しかし、北陸新幹線の開通に伴い、平成27年3月13日に残念ながら販売を終了とのこと。
今はWeb早特1が使えます。
参考:大阪・京都ー金沢・富山のサンダーバードの運賃節約はWeb早特1がおすすめ – ノマド的節約術
金沢で観光するなら、金沢ぐるりんパスも。
観光で金沢を訪れるなら、金沢ぐるりんパスという商品があります。
これは、JR西日本が不定期に販売するチケットです。
以下の特典が3日間有効なので、金沢や加賀温泉に滞在してゆっくり観光する人にはお勧めです。
- 神戸・大阪・京都市内からの金沢へのJRの切符(指定席)
- 観光施設への入場券(20か所)
- 市内でのバスや温泉地までのJR
金沢ぐるりんパス販売価格
- 京都市内~ 14,400円
- 大阪市内~ 15,940円
- 神戸市内~ 16,970円
ただし、金沢ぐるりんパスは、発売期間が限られていて不定期発売なので、販売中かどうかを確認して前日までに購入しましょう。
また、2名以上でしか購入できないので気をつけてください。
大阪発始発のサンダーバード、大阪発自由席で行くならお早めに。
今回は、2月の土曜日に始発のサンダーバードに大阪駅から乗車しました。
金沢までの所要時間は3時間弱。指定席か自由席か、かなり迷いました。
ですが、金沢へのサンダーバードは大阪が始発駅なので、前もって並べば座れるだろうと思い、自由席を選択しました。
大阪駅に着いたのは、20分前の6時50分頃。
自由席の乗り場には、既に10~15人程度の人が並んでいました。
私も並びましたが、あっという間に列が伸びて、5分前くらいには数十人の人がずらりと並んでいました。
この時は、とりあえず大阪で乗車した方で自由席が満席になることはなかったです。
ただし、比較的1人の方が多かったので、2人以上で隣の座席に座りたい場合は早めに並ぶ必要があります。
新大阪に着く頃にはポツポツとだけ席が空いていて、京都では満席になり、立っている人も目立ちました。
指定席も売り切れていたので、早く並べない方や、新大阪・京都で乗る方は、あらかじめ指定席を購入することをおすすめします。
ちなみに、座席は車両の一番後ろを取るのが良いと思います。
なぜなら、後ろの席の人がいないので座席を倒すことができるからです。
金沢発終電の一本手前のサンダーバードは自由席で十分。
旅行の終わり、大阪に帰る電車は、終電(20時35分発)より一本手前のサンダーバード44号(19時43分発)でした。
帰り道も、金沢駅が始発のサンダーバードだったので、行きと同じように20分前に駅について並んでいたのですが、朝のようにたくさんの人が並んでいることもなく、あっけなく自由席に乗ることができました。
土曜日の夜、大阪に向かう人は少ないのか、思った以上にガラガラだったので、念のため指定席にしておかなくて良かったと思ったほどです。
ちなみに、サンダーバード自由席の座席数は、18列×4席=72席、自由席の列車は3つなので、全部で216席です。(日によっては列車数が増える日もあるようです。)
北陸新幹線開通で注目を浴びている金沢へ、大阪からもサンダーバードでを使って是非、訪れてみてください。