瀬戸内海のアートな島、直島と犬島を一泊二日で回りたい!そんな方のために一泊二日で直島と犬島の両方をめぐることのできるプランを考えてみました。
美術館と家プロジェクトの営業時間は?
まず、観光スポットのメインである、それぞれの島の美術館と家プロジェクトの営業時間を調べてみました。
直島
【地中美術館】
10:00〜18:00(最終入館17:00)/3月1日〜9月30日
10:00〜17:00(最終入館16:00)/10月1日〜2月末日
参考:直島の地中美術館はチケットセンターと美術館が別の場所になってるので注意!
【家プロジェクト】
10:00〜16:30
参考:直島家プロジェクト「護王(ごおう)神社」のガラスの階段が気になる
参考:直島本村エリアの風景写真まとめ。ランチ・カフェ・家プロジェクト観光の参考に
犬島
【犬島精錬所美術館】
10:00〜16:30(最終入館16:00)
10:00〜16:30(最終入館16:00)
参考:犬島アートプロジェクトの「犬島精錬所美術館」に行ってみた感想
【家プロジェクト】
10:00〜16:30(最終入館16:00)
島内での所要時間は直島の方が多い。
島内での所要時間は、直島の方が圧倒的に多いと思います。
島自体が大きいので移動だけで時間がかかってしまいますし、美術館も、直島の地中美術館の方が広いです。
逆に犬島は、歩いて回れる範囲にアート作品が集中しているのでさほど時間はかかりません。一泊二日の場合、まず間違いなく直島がメインになるでしょう。
そのため、宿も直島に取った方が良いと思います。
参考:直島への行き方・見どころ・ゲストハウス・ホテルまとめ
島と島をつなぐフェリーの時間
直島と犬島の間は高速旅客船で間に豊島(てしま)を挟んで45分かかります。
心配なのはその本数が1日3便しかないことです。
以下が、2つの島を結ぶ船の発着時間です。どの時間の高速船に乗るかがポイントになってきます。
直島から犬島へ
- 9:20発 → 10:15着
- 11:55発 → 12:50着
- 14:35発 → 15:12着
犬島から直島へ
- 10:20発 → 11:02着
- 13:00発 → 13:57着
- 15:20発 → 16:17着
1日目犬島で2日目直島のプラン
まずは1日目に犬島に行き、2日目に直島に行くプランです。
このプランのポイント
このプランでは1日目に犬島と直島の両方を効率よくまわることができます。
特に夏場は地中美術館が18:00まで営業しているので、直島まで渡った後、地中美術館を楽しむことができます。
ただし、1日目は移動で、2日目は帰宅で、全体的にバタバタしてしまうのがデメリットでもあります。
1日目 犬島から直島まで
まず岡山から犬島までのフェリーは、11:00がお勧めです。
11:10に犬島に到着します。
犬島での観光は3時間程度が目安ですが、早い人だと13:00の便で直島に向かうことも不可能ではありません。ゆっくりの人は15:20の便で直島に向かいます。
直島に着いてからは閉まるのが遅い地中美術館・李禹煥美術館・直島銭湯「I♥湯」などに行くのがおすすめです。
2日目 直島観光から帰宅
直島で半日楽しんでから帰宅の途につきます。直島の観光はレンタサイクルが便利です。
参考:レンタサイクルで直島を一周!自転車だからこそ行けた場所の景色まとめ
直島から岡山(宇野港)への船は本数が多いので、ご自分の帰りたい時間に帰ることができます。
1日目直島で2日目犬島のプラン
1日目を直島でゆっくり過ごし、2日目に犬島に3時間程度寄るプランを考えてみました。
このプランのポイント
このプランは1日目はゆったりと過ごせるのがポイントです。ただし、2日目はほとんど犬島だけになってしまうのがデメリットと言えるかもしれません。
1日目 ゆっくり直島観光を
1日目は好きな時間に直島に入り、直島をたっぷり堪能します。
美術館が10時からなので、その前後の船で直島入りするのがお勧めです。
直島にはゲストハウスやホテルも充実しているので宿泊場所も不自由しません。
2日目 直島から犬島へ移動・帰宅
2日目に犬島に移動します。
直島→犬島の船を考える前に、犬島→岡山(宝伝港)の船を先に考える方が良いかもしれません。
なぜなら犬島と岡山の宝殿港を繋ぐフェリーは日に数本しかないからです。
参考:岡山駅から犬島への行き方と宝伝港フェリー乗り場の詳細
お勧めは直島→犬島を11:55の高速船に乗り、犬島→宝殿港を15:35のフェリーで帰るプランです。犬島での滞在時間は少し短くなりますが、15:35のフェリーで帰ると、宝殿港から岡山駅までの直通バスに乗ることができ、30分以上の時間短縮になります。
1日1本しかない貴重な直通バスなので、この時間に合わせて帰ると楽に岡山駅までアクセスすることができることも覚えておいてください。
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