大本山中山寺は、安産祈願で有名な兵庫県宝塚市にあるお寺です。このたび妊娠中の安産祈願で、中山寺にお参りに行ってきました!中山寺で安産祈願をしてきた時の様子を感想と共にお届けします。
安産祈願は戌の日に近い日曜日に
安産祈願は戌の日に行くというのが慣習です。ですが、主人や両親の仕事の都合から、戌の日に近い日曜日に行くことにしました。
午前中、主人の両親が車で迎えに来てくれ、正午くらいに中山寺に到着。その後近くでランチを食べて、家まで送ってもらって解散、という計画です。
中山寺周辺の有料駐車場は安いところを選んで
中山寺には、専用駐車場はありません。車で行った場合は、中山寺周辺に有料駐車場がたくさんあります。
車で行く人はここで注意!
予備知識なく行くと、一番目立つ大きな駐車場に、す~っと車を入れてしまいがちです。
私たちもここに入れてしまいましたが、この大きな駐車場は2時間で1,000円かかります。しかし、すぐ近くに2時間500円の駐車場やコインパーキングなどがあります。
私の場合は、安産祈祷をしても1時間以内に帰ってくることができました。無駄な駐車料金はもったいないので、しっかり駐車場を選んでください。
日曜日、正午の中山寺は意外に空いていた
予定通り、中山寺に着いたのはお昼の12時前くらい。日曜日なのでもっと混雑しているかと思いましたが、意外に空いているようです。
中山寺に着くと、大きな門が出迎えてくれます。
中には仁王像が・・・迫力がありました。
門の前では、ベビーザラスのパンフレットを配っていました。いかに安産祈願やお宮参りの家族が多いかが分かりますね~。
中山寺はエスカレーター完備で妊婦・高齢者にも優しい!
中山寺に来て一番びっくりしたのは、バリアフリーな設計です。広々とした敷地の中に、色んなお堂が数多く立っている中山寺は、門からお参りする本堂までの間が結構遠いのです。
しかし、心配ご無用です。
普通のお寺だと、石段を登り続けなくてはいけないところですが、さすが安産祈願で有名なだけあって、階段脇にはエスカレーター・エレベーターの文字が!
石段を登っていかなくてもエスカレーターやエレベーターでスイスイと進むことができました。
お寺は広いので迷いそうになりますが、安産祈願をするなら、門をくぐってからとにかく真っ直ぐに突き進めば、本堂にたどり着くことができます。
安産祈祷には2種類あります
エスカレーターを登りきると、立派な本堂が見えます。ここで安産祈願のお参りをしたり、安産の祈祷をしてもらうことができますよ。
安産祈祷には2種類あり、それぞれ値段も違います。両者の違いをまとめてみました。
1. 安産祈祷(7,000円)
あらかじめ祈祷をしたお守りと腹帯(さらし)1本がもらえます。また、妊婦さんの代わりに10日間祈祷をしたお札を、2週間くらい後に送ってくれます。
2. 安産特別祈祷(20,000円)
あらかじめ祈祷をしたお守りと腹帯(さらし)2本がもらえます。妊婦さんに対して直接祈祷をしてくれます。10日間祈祷をしたお札も、2週間くらい後に送ってくれます。
つまり、妊婦さんに直接祈祷をしてもらいたい場合は、安産特別祈祷を選ぶことになります。
安産祈祷だけならすぐに終わります
安産祈祷=本人祈祷してもらえると思い込んでいたので、ちょっと綺麗な恰好をして行ったのですが、祈祷してもらえるなら20,000円かかると知って、どうしようかちょっと悩みました。
しかし、実際に行ってみると、普通に安産祈祷をする人がほとんどで、その時は安産特別祈祷をしている人は見かけませんでした。
なので、私たちも普通の安産祈祷をすることに。置いてあるピンクの用紙に以下を記入しました。
- 妊婦の名前(ふりがな)
- 生年月日
- 住所(お札の送り先)
- 電話番号
この時、生年月日は数え年を書くので注意が必要ですが、後でちゃんと確認されるので間違えることはないかなと思います。
この紙を、安産祈祷受付所に提出し、7,000円払うと授与品がもらえます。
手続きは以上です!受付所も2,3人しか並んでいなかったのであっという間に安産祈願が終わり、あっけなく感じるくらいでした。
安産特別祈祷の場合は時間をチェック
安産特別祈祷の場合は、時間が決まっているのでチェックして行ってください。
- 9:40
- 10:20
- 11:00
- 11:40
- 12:20(土日祝日のみ)
- 13:00
- 13:40
- 14:20
- 15:00
- 15:40
- 16:20
と、およそ40分間隔くらいで行われていますので時間に余裕を持って行ってください。土日・祝日の場合は12:20の回もあるそうです。
特別祈祷の場合は、室内で待つこともできるようです。安産特別祈祷の方専用の待合所もありました。
中山寺に行った後は「四季の里 和平」で和食ランチを
中山寺に行った後は、近くのお店でランチを取ることにしました。
どんな店でも良いのですが、せっかく主人の両親と4人でお食事をするので、ちょっとだけ良さそうなものを食べたいなあと思って、近くの和食レストランでランチをすることに。
行ったのは「四季の里 和平」の宝塚店。
駅の南側にあり、車で行きましたが、徒歩でも中山寺から15分くらいです。
前からあった和食レストランを居抜きで使っているようで、外観は平凡なのですが、中に入ると半個室のような席に案内してもらえたので良かったです。
お昼に1,000円~3,000円くらいの御膳をいただくことができ、私たちは2,000円の四季の里寿司御膳をいただきました。
まだつわりが終わったばかりだったので、主人に手伝ってもらいながら完食しましたが、すごくボリュームがあって美味しかったです!
カジュアル過ぎず、上品すぎず、中山寺での安産祈願の後に立ち寄りやすいお店だなと思いました。戌の日と土日祝がかぶった日などはきっと混雑するので、予約した方が良いと思います。
中山寺の安産祈祷にまつわる迷信
中山寺の安産祈祷では授与品として、お守りと腹帯(さらし)がもらえます。腹帯は、開くと長いさらしになっているのですが、この腹帯についての迷信を聞いたことがありますか?
中山寺でもらう、さらしの一番端には「男」か「女」のどちらかが書いてあります。
自分では選ぶことができないので、たまたまもらったものを持って帰るのですが、ここに書かれている性別とは逆の性別の子を授かると言われ、けっこう有名な話なのです。
ちなみに、私がもらったさらしには「女」と書かれていました。
まだ結果は出ていませんが、どっちになるのでしょうか?今から楽しみです!!
* * *
その後、女の子が誕生しました!!!
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