京都の観光スポットでおすすめなのが「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」と隣接する自然あふれる「糺(ただす)の森」です。
今回は、知る人ぞ知る自然いっぱいの観光名所「下鴨神社」と「糺の森」で、癒されてきました。
下鴨神社・糺の森観光の感想、所要時間、アクセス方法などをお届けします。
京都の穴場観光名所、世界文化遺産下鴨神社
京都といえば、清水寺・金閣寺・嵐山など有名な観光スポットがたくさんありますが、その中でも、ちょっと穴場的な観光名所のひとつが、下鴨神社と糺の森です。
あまり知られていませんが、下鴨神社は世界遺産にも登録されているんですよ。
しかも、下鴨神社本殿の南側に広がる糺の森は、自然あふれる癒しスポットでもあります。
そんな穴場の観光名所下鴨神社に訪れてみました!
女性に人気の美容パワースポット河合神社
まず、下鴨神社の南側、糺の森に足を踏み入れると、まばゆいばかりの緑が目に入ります。
天気の良い日には実に気持ちの良い観光スポットです。
糺の森に入ってすぐのところにあるのはこちらの河合神社です。
この河合神社、実は女性のための神社といわれ、若い女性がたくさん参拝にきているのだとか。
というのも、河合神社におられる神様は、美容・縁結び・安産・育児など、女性の悩みに対するご利益があるのです。
美しくなりたい!幸せになりたい!という女性が訪れるパワースポットにもなっています。
さっそく、美容・健康・安産・育児など、ひととおりのお願いをしてきました。
御利益があるといいなあ・・・。
糺の森は、流鏑馬神事(やぶさめしんじ)で有名な場所。
河合神社を出ると、そこから下鴨神社の本殿まで、糺の森の自然の中を歩いていきます。
街中でこんなに自然と触れ合うことができるのも、京都の良い所ですよね。
5月なのにかなり暑い日でしたが、自然の中を歩いているととても涼しかったです。
気持が良いなあ~と思いながら歩いていると、糺の森の中で、何やらイベントの準備をしていました。
こちら、何だと思いますか?
そうです。実はここは、馬に乗った射手が的に向かって矢を射る「流鏑馬神事(やぶさめしんじ)」が行われる場所でもあるのです。
テレビで時々目にしますが、実は下鴨神社で行われていんですね。初めて知りました。
しかし、流鏑馬神事は翌日に行われるとのことでした。ざんね~ん!
さるやで自然を眺めながら、お茶を楽しもう。
糺の森の中で1軒、有名なお茶屋さんがあります。
その名も「さるや」。自然の中に建っているきれいな木造のお茶屋さんです。
このさるやで有名なのが申餅(さるもち)というお団子です。
ほうじ茶がついて350円。
5月とはいえ、暑い日だったので熱いお茶はどうかなと思いながらも、せっかくなので申餅とお茶のセット、それに梅ジュースをオーダーしました。
本当はかき氷もあると聞いてきたのですが、まだ5月だからかメニューにはありませんでした。
こちらが、さるやの申餅&梅ジュースです。
出てきたお茶を飲むと、意外に冷たいお茶でした。季節に合わせて変えているのでしょうね。
申餅は、小豆ともち米で出来た優しい味のお餅です。
色合いが特徴的で、「はねず色」といって、「明け方に空が薄あかね色に染まる際の色=命の生まれる瞬間」を指す色なのだそう。なんとも有り難いお団子です。
梅ジュースはサッパリとしてとても美味しかったです。
しかし、さるやの一番の長所は、やっぱり糺の森の自然を眺めながらお茶ができるというところではないでしょうか。
さるやではこんなに美しい緑を見ながらお茶を飲むことができます。
暑さも忘れ、涼しい時間を過ごせる癒しスポットでした。
下鴨神社本殿は歴史ある美しさが魅力
糺の森を抜けると、いよいよ下賀茂神社が現れます。
下鴨神社の境内の中には、色んな建物がたくさんありした。
どれもこれも歴史ある建物で、美しいものばかりです。
ですが、下鴨神社の本殿は国宝であり、残念ながら写真に収めることはできませんでした。
なので接観にいってみてくださいね。
拝観料などは特に不要で本堂を見学することができます。
下鴨神社での観光所要時間は、およそ1時間30分
下鴨神社に要した観光の所要時間は、およそ1時間30分でした。
この所要時間には、糺の森・河合神社・さるやでのお茶の時間も含まれています。
訪れたのはゴールデンウィーク中でしたが、さほど人も多くなくゆったりと観光を楽しむことができました。
ちなみに、下鴨神社は定休日はなく、開門時間は6:30~17:00です。
なので、早朝の観光にもおすすめです!早朝の森も綺麗でしょうね~!
ただし、ペットは立ち入ることができませんのでご注意を。
下鴨神社・糺の森までのアクセス
京都市内から下鴨神社・糺の森までのアクセスには、市バスと京阪電鉄の2つの方法があります。
下鴨神社までのアクセスに一番近いのは市バス。
行きは、糺の森の入り口近くで降りられる「新葵橋」のバス停がおすすめです。
もちろんその次の「糺の森前」や「下鴨神社前」で降りてもいいのですが、「新葵橋」で降りると、糺の森の最南端の入り口が近いので、河合神社や糺の森を満喫しながら本殿まで向かうことができますよ。
帰りは、下鴨神社本殿の西側の出口を出たところにある「下鴨神社前」のバス停から乗ると、わざわざ糺の森の入り口まで戻らなくても、すぐにバスに乗ることができます。
「新葵橋」「下鴨神社前」を通るバスは、4番、205番です。
京都駅からの場合は京都駅前のバス停、河原町からは四条河原町のバス停から乗ることができ、230円です。
ただし、205番のバスは循環バスで、反対方向に乗ってしまうと着くまでに時間がかかるのでご注意ください。
電車の場合は京阪出町柳駅から歩く。
電車で行く場合は、下鴨神社の最寄駅は京阪出町柳駅です。
河原町から行く場合は電車の方が渋滞に巻き込まれず早いので良いかもしれません。
京阪電鉄は、阪急の河原町駅から徒歩5分の京阪祇園四条駅から乗車でき、210円です。
出町柳駅から下鴨神社へは、徒歩12分と少し遠く感じますが、糺の森の入り口までは9分で着くので、体感時間としてはさほど長くないと思います。
同じ京阪電車沿線には、有名な観光スポットがありますので、せっかく京阪電鉄を使うならそちらも一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?
素敵な京都の旅を満喫してみてくださいね!
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