高野山で一番のメインスポット、奥の院に行ってきました。
前にテレビの旅番組で、世界遺産・高野山の奥の院について特集が組まれたのを目にしてから、一度は行ってみたい!とずっと思っていた場所です。
朝起きると素晴らしい天気だったので、急に思い立って行ってみました。
実際に訪れてみて、絶対に逃してほしくない奥の院の魅力と気を付けたいポイントについてまとめました!
奥の院には2つのエリアがある
奥の院は大きく2つのエリアに分けることができます。
1つは入口近くのお墓や慰霊碑がずらりと並ぶ墓地エリア。
もう1つは弘法大師御廟(こうぼうたいしごびょう)を中心にした聖地エリア。
奥の院を歩いてまわることで、違った雰囲気を持つ、
これら2つのエリアを楽しむことができます。
まずは墓地のエリアから
奥の院を歩き始めるとすぐに、様々な企業の慰霊碑が目につきます。
なんだか広告っぽい慰霊碑が多かったように思います。
例えば、こちらの UCC上島珈琲株式会社の慰霊碑のように、会社を象徴するものやマスコットが飾られている物が多く、見ていて飽きませんでした。
歴史上の人物の墓地がいっぱい
高野山には、歴史上で有名な人物のお墓がいっぱいあるのだと、私が観た旅番組でもたくさん取り上げられていました。特に、戦国武将のお墓がたくさん見られるとか。
そんな場所があるのか~?!と半信半疑でしたが、実際に行ってみると本当にいろいろな戦国武将のお墓を見ることができました。
特にこの2人は外せません。
豊臣秀吉
織田信長
これ以外に誰のお墓があるかというと、
- 曽我兄弟
- 大岡越前守平敦盛
- 武田信玄
- 徳川吉宗
- 石田光成
- 明智光秀
などなど・・・。
一度にこんなに多くの武将たちのお墓を目にする機会はなかなか持てるものではありません。
静まり返った空気の中で、これらのお墓や慰霊碑を眺めていると、なんだか心が洗われるようでした。
徳川家康の慰霊碑は高野山の別の場所に
ちなみに、豊臣秀吉・織田信長と聞くとやっぱり、戦国三大武将の最後の1人、徳川家康はどこに?と思いますよね。
徳川家康だけは、高野山内の別の場所に慰霊碑があります。
「徳川家霊台」として、徳川家康・徳川秀忠の霊屋が誰よりも立派に建てられています。
こちらは拝料として200円かかりますが、世界遺産に指定されている地区ですので、ぜひ行ってみてください。(内部は公開されていません。)
戦国武将のお墓・慰霊碑を見逃さないために
奥の院に行った時、何も知らずに「奥の院前」のバス停で乗り降りしていまいました。
実はこの場合、お墓の幾つかを見逃してしまうことになります。
戦国武将たちのお墓を全て見ようと思ったら、行きか帰りのどちらかは「一ノ橋口」もしくは「奥の院口」のバス停を使ってください!
奥の院のメインは聖地のエリア
高野山のメインスポット、奥の院の中で、一番の見どころは、やはり聖地のスポットではないでしょうか。
墓地エリアを通って北へ進むと、御廟橋(ごびょうのばし)という橋が現れます。
この橋を超えると聖地エリアに入ります。
しかし、聖地エリアでは、写真撮影をすることはできませんのでご注意ください。
ここから先にも見どころはたくさんありますが、私が特に素晴らしいと感じたのは、天井からおびただしい数の灯篭(とうろう)が吊るされた燈籠堂(とうろうどう)です。
僧侶がお経を唱えている時間に合わせていくのがお勧めです。
暗闇で灯篭の光がゆらめく中で聞くお経があまりにも神秘的で、鳥肌が立ってしまいました。
読経(どっきょう)の時間は以下の通りです。ぜひこの時間に行ってみてくださいね!
- 1回目 9:00~
- 2回目 10:20~
- 3回目 11:30~
- 4回目 12:40~
- 5回目 13:40~
- 6回目 14:40~
* * *
奥の院に行く前には知っておいた方がいいことがいくつかあります。それを以下のページでまとめています。
参考:高野山・奥の院に行く前に知っておきたい服装やトイレ事情について
奥の院以外の観光スポットを知りたいなら、観光案内所へ行ってみましょう。レンタサイクルもあります。
参考:高野山で困ったら観光案内所が便利!地図や案内ガイド、レンタサイクルまで
高野山への行き方はこちらを参考に。
→ 兵庫・大阪方面から高野山に行く時のお得な切符比較
→ 大阪梅田から高野山までの行き方ガイドと所要時間について