本州から犬島(いぬじま)に行く方法は、2通りあります。
1つは、岡山にある宝伝港からフェリーで行く方法、
もう1つは、他の島を経由して犬島に行く方法です。
直島など、いろんな島を経由するのもいいですが、今回はシンプルに犬島だけを訪れてみました。
ここでは、本州と犬島を繋ぐ、宝伝港発の犬島行きフェリーについて詳しくまとめています。
岡山から宝伝港までの行き方
まず宝伝港までいきます。JR岡山駅から宝伝港まで行くにはいくつか方法がありますが、公共交通機関を使って行く一番シンプルな方法をご紹介します。
JR岡山駅→JR西大寺駅(約20分)→両備バス西宝伝バス停(約55分)→徒歩(5分)
全て公共機関で行くと、JR岡山駅から電車210円・バス510円の合計730円で宝伝港に行くことができます。
実際は電車やバスの待ち時間が発生するので、かなり時間的余裕を持っていってください。
時間を短縮したい方は、西大寺駅からタクシーに乗ると30分程度で着くそうです。あくまで予想ですが、タクシーの運賃は4,000円程度です。
本州と犬島の間は実はとっても近かった。
本州(岡山県宝伝港)と犬島(犬島港)を結ぶフェリーの所要時間は約10分です。
「島」と聞くとなんだか遠いイメージがあるかもしれませんが、たった10分で着くのです。
「な~んだ、近いんだ」というのが最初の印象でした。
それを知るだけで犬島行きのハードルが、かなり下がった気がします。
宝伝港からのフェリーの運航回数は1日6~8回
フェリーの基本の便は以下の8便です。
- 6:25
- 8:00
- 11:00
- 13:00
- 13:45
- 15:15
- 17:00(日曜の最終便)
- 18:30
しかし美術館が休みの日と、日曜日は便が少なくなります。
犬島行きは普段最終便が18:30ですが、日曜日は最終が17:00になります。日曜の夜から泊りで行く場合などは気を付けてください。
宝伝港はどんなところ?
フェリー乗り場である宝伝港は、小さな港です。
待合場所は屋外で、数席分のイスと小さな屋根があるだけで、10人も入れるかどうかというサイズ感でした。
「フェリー乗り場」というよりは「船着き場」というイメージです。
公衆トイレと自動販売機だけはあるので安心ですが、あまり早く着きすぎると退屈ですし、真冬や真夏は待つのもちょっと大変です。
10分くらい前には船に乗れるので、それまでには間に合いたいですが、あまり長く待てる場所ではないという印象でした。
犬島行きフェリーのチケットについて
チケット代は片道300円とお手頃です。往復価格の設定はありません。
実は、犬島に行く時にかなり心配していたのがフェリーのチケットです。最近人気のスポットだし、小さな船だと聞いていたので、チケットが取れなかったらどうしよう?!と本気で心配していました。
ですが、実際に行ってみるとチケットが取れないことは無いとわかりました。
犬島行きの「あけぼの丸」は定員80名ですが、万一定員オーバーになった時は、10分の距離を往復してくれるそうです。
そして、繁忙期でなければ2往復すること自体珍しいとのことでした。
ちなみに、私が行ったのは4月30日の平日でした。
ゴールデンウィークいうタイミングで、人が多いのかと心配しましたが、11:00の便でも満員にはなりませんでした。なので、チケットの件はご心配なく!
犬島フェリーでの注意点
フェリーに乗る際に1つだけ注意してほしいことがあります。
それは、小銭を用意しておくことです。
宝伝港から犬島に行く時は宝伝港で乗船直前にチケットを買います。
逆に、犬島から帰る時は、フェリーを降りてから料金を支払います。
なので、行きも帰りも料金は宝伝港で支払うことになります。
チケットブースのようなものは一切なく、一列に並んで順番におばちゃんに300円を手渡していきます。
この時、くれぐれも一万円札しかない!なんてことにならないように気を付けてくださいね。
犬島での観光について詳しく知りたい方は、続きとなる以下のページをどうぞ。
参考:犬島観光は3時間で大満足!何もないのに癒される不思議な島
直島からも犬島行きのフェリーがある
このページでは、主に宝伝港から犬島へ行く方法を紹介してきましたが、他にも犬島へ行く方法があります。
アートで有名な島「直島」から、犬島へ行くフェリーが出ています。ただし、宝伝港よりも本数が少ないので、乗り遅れないように注意が必要です。
犬島の観光情報を知りたい方へ
行き方が分かったら、どこへ観光するか知りたいと思います。それをまとめました。
参考:犬島観光のまとめ