小樽駅近くにある「小樽駅前ゲストハウスIto 糸」に泊まってきました。
11月初旬の日曜日で紅葉シーズンも終わり閑散期だったため、お客さんが少なくのんびりと過ごすことができました。
1泊だけの利用でしたが、宿泊の感想と館内の写真を撮ってきましたので、様子を紹介します。
小樽駅からの行き方
最寄り駅から徒歩5分の好立地にあるゲストハウス。まず、行き方を紹介します。
小樽駅からスタートします。観光地として有名なので、電車の本数も多くアクセスは良いです。
駅から降りたら正面の中央通りの右側を真っ直ぐ進んでいきます。
すると正面にローソンがみえてくるので、手前を右に曲がります。
そこから200mほど直進すると右手に「小樽駅前ゲストハウスIto 糸」の看板があります。
宿は「かもめビル」の1室にあります。3階にあるのでそのまま上がっていきましょう。
宿に到着です。
ちなみに、最短ルートは他にあります。しかしこのルートが最もわかりやすいので、初めての方はこちらで行くことが無難です。
ゲストハウス内の様子
ゲストハウス内の様子について紹介していきます。
居間
ここで受付をします。畳は温かみを感じることができるので良いですね。奥にお酒が置いてありました。地元の方や旅人の差し入れで、多くの人から愛される家庭的な宿です。
リビングルーム
ここで旅人たちが語り合います。ギターやピアノがあるため、即興でライブが行われることもあります。ミュージシャンを目指す方も泊まりに来ることがあるので、出会うことができればラッキーでしょう。
キッチン
常連の方は市場で食材を買って、料理して食べるそうです。炊きたてのご飯を宿内で買うことができるので、市場で食材さえ買えば、お店に行くよりも格安で海鮮丼を食べれるという裏技があります。
お風呂・シャワー
とても清潔感があってキレイです。
しかし、近くに銭湯がいくつかあるので、個人的にはそちらに行くことをおすすめします。古くからある銭湯が多く、風情があって良いです。
水回り
洗面台とトイレは1階と2階に1カ所づつあります。
トイレが温かくて助かりました。北海道は11月でも雪が降るほど寒くなります。外が寒いだけに普段より有り難みを感じました。
宿泊する部屋
部屋は「男女別ドミトリー」と「港のみえる部屋」「個室 なごみ」「個室 ステンドグラスの部屋」があります。
男女別ドミトリー
宿泊の部屋は2階にあります。男女別に部屋が分かれています。
私が泊まったのはこちらの部屋です。
ふかふかのベッドで、久々にぐっすりと寝ることができました。
暖房設備でパネルヒーターを使っています。お湯を流すことで暖をとり、じわじわと部屋が暖かくなっていきます。
港が見える部屋
通常料金よりも高くなりますが、「港の見える部屋」があります。室内が気になる方は、自分で行って確認してみてください。
「個室 なごみ」
ベッドが苦手という方のために和室が用意してあります。
「個室 ステンドグラスの部屋」
ご家族、友達同士でも、2セミダブルと1シングルベッドでゆったり過ごせます。
旅の拠点に最適
小樽から札幌まで約30分で行けるためアクセスが良く、北海道の旅の拠点に最適です。「札幌だと人が多くて苦手」という方は小樽の夜は静かなので、快適に過ごせるでしょう。
宿の近辺には小樽運河、堺町通り、北一ヴィネツィア美術館などの観光スポットが多くあります。歩いて行ける距離に密集しているので、あまり時間がない方でも十分に観光することができます。
さらに、宿の若女将さんはとても気さくな方で、近辺について詳しく「地元の人が知ってる穴場の飲食店」を教えてくれます。私はあらかじめネットで下調べしてましたが、「ここがおすすめですよ」と店を紹介してくれたので、そちらの店に行くことにしました。結果的に、大満足することができました。これぞ旅の醍醐味です。
宿の名前の由来はあの有名な曲の歌詞から?
「小樽駅前ゲストハウスIto 糸」の「Ito」ってどんな意味なのか気になりませんか。私はオーナーさんの名前に由来しているのかと思ってましたが違ってました。
それはある曲の歌詞から由来しています。
中島みゆきさんの「糸」という曲です。その曲の歌詞に「逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます」というフレーズがあります。このフレーズにオーナーさんが共感し「Ito」という名前がつきました。
ちなみに「仕合わせ」とは「めぐり合わせがよい」ということを意味します。
ゲストハウスは旅好きの人が多く集まります。あなたが旅好きならきっと良い出会いが待っているでしょう。
さいごに
宿主が女性なので、女性の方でも安心して泊まることができます。
また、ヘルパーは女性しか募集していないため、特に「初めての女子1人旅」に非常におすすめの宿となっています。
参考:小樽ゲストハウスIto