松山の道後温泉にある「ゲストハウスじょじょに」に泊まってきました。
休み明けの月曜日に泊まったこともあって、私一人だけでしたが、その分贅沢な時間を過ごせました。
とりあえず道後温泉に行ってみようということだけで宿泊を決めたのですが、結果的にそれが大正解となる1日になりました。
1泊だけでしたが、泊まった感想とゲストハウス内の写真を撮ってきましたので、様子を紹介いたします。
道後温泉駅からの行き方
まずは、どうやって「ゲストハウスじょじょに」まで行けばいいのかですよね。
松山までの行き方は、以下のページでまとめています。
参考:愛媛県の松山への行き方(飛行機・新幹線・特急・フェリー・高速バス)
最寄り駅は路面電車の「道後温泉駅」になります。本当は「南町駅」の方が近いですが、観光ついでに行くだろうということで、道後温泉駅からの行き方を紹介します。
道後温泉駅を降りたら、ハイカラ商店街があります。商店街を入って、真ん中あたりに「巴堂」という和菓子のお店があります。
その左手に道がありますので、商店街から抜けて、その道をひたすら真っすぐに進みます。
途中、仁喜多津(にきたつ)庵という酒屋さんが見えてます。目印にしてください。
そのまま真っ直ぐ進むと押しボタン式の横断歩道があります。横断歩道を渡ると下の写真のような景色になります。
住宅街に入ってきましたね。ここも真っ直ぐ進みます。
1分ほど歩くと、Linksという緑のロゴが見えてきますので、その建物の手前で左に曲がります。
そのまま進んでいくと、行き止まりのところに「ゲストハウスじょじょに」があります。
ちなみに、南町駅からGoogle Mapsで調べていくと、こんな感じで人ひとり歩くので精一杯なぐらい細い道が最短距離を示します。
外観について
「ゲストハウスじょじょに」の外観は木目が目立つ感じになっています。木の温かみを感じると思いますよ。
玄関はボタン式でロックされています。チェックインの時に番号を教えてもらえるので、その番号を使って出入りします。
この仕組みがあるおかげで、24時間いつでも出入りができますよ。
ゲストハウスの看板は手作りです。こういう雰囲気がいいですね。
ゲストハウス内の様子について
ゲストハウス内の様子についても紹介していきます。
キッチン
まずはキッチン。もちろん自炊ができるようになっています。冷蔵庫や電子レンジがありますので、何か作る場合は使えますよ。
コーヒーやお茶なども飲めます。
オーブントースターもあります。パンを焼く場合に使いましょう。
流しはこちら。
お風呂・シャワー
もし、お風呂やシャワーを使う場合はこんな感じになります。
近くに道後温泉がありますので、個人的にはゲストハウスでシャワーを浴びるよりも温泉でまったりする方がおすすめです。
水回り
洗面台とトイレは1ヶ所しかありません。もし混雑していた場合は待つことになるかもしれませんね。
トイレは便座が温かくてうれしかったです。私が泊まった日は、この冬一番の寒さの日だったので、余計に有り難みがありました。
2階もあります
私が泊まったのは1階でしたが、ゲストハウスは2階もあります。
リビングルームには面白い本が並ぶ
リビングルームには、いろいろな本が置かれています。どんな本があるかを見るだけでもオーナーさんの考え方などが垣間見えて面白いですよ。
本をきっかけに会話が始まったりすることもあるでしょう。
また別の部屋もたくさんの本が並べられていました。オーナーさん、スタッフさんとはここでいろいろと話し込みました。
イラスト付きの扉もあったりします。
「ゲストハウスじょじょに」では、宿泊者が書き込むノートがあって、今まで泊まった方が、思い出などのメッセージを書いています。
これを読むだけでもみんなそれぞれに楽しんで行ってたのが伝わると思いますよ。
男女混合ドミトリー
私が泊まった部屋が下の写真です。ドミトリーですが、私1人だけでした。普通に眠れましたよ。
地元の人とお客さんの交流が楽しめるかも!?
私が泊まった時は、自分一人だけでした。温泉に入って、ご飯を食べて戻ってきたあとは、リビングルームでオーナーさん、スタッフさんといろいろと話をしました。
8時頃に戻ってきて、日が変わって2時頃まで話し込むという、ゲストハウスならではの交流を楽しめました。
自分の仕事のことを話したら、興味を持っていただけたことが引き金になって、Webからの集客の話が多くなったのを覚えています。
サイトやブログを運営するのを仕事にしていますが、人に分かりやすく説明する機会ってそんなに多くありません。
こういう機会があるからこそ、自分の本質的な考え方を思い出すきっかけにもなるし、自分のやってることにも価値があると思えます。
また、オーナーさんからは、ゲストハウスを運営しているからこそ、いろんな面白い方に出会えた話を聞いて、自分もまだまだ視野が狭いと感じましたね〜。
「ゲストハウスじょじょに」の取り組みで面白いと思ったのは、松山に住んでいる方が、その日泊まっているお客さんと話がしたいという理由でゲストハウスに遊びに来るそうです。
ずっと松山に住んでいて、他の地域のことを知らない、自分の生活の範囲内しか知らないという状況だったのが、旅に来ている人と話すことで刺激になっているそうです。
泊まっているお客さんにとっても、ほとんどの方は初めて来る松山になるので、松山のことをそんなに詳しくありません。せいぜいガイドブックに載っていることぐらいでしょう。
松山にずっといる方と話すことで、観光客が知らない松山の隠れた魅力を見つけるきっかけになるみたいで、お互いにとってすごくメリットのある流れになっていると思いました。
もちろん、全員が全員このような体験をするわけではなくて、その日泊まっているお客さんやオーナーさん・スタッフさんなどとの会話の流れでこうなることがあります。
ゆっくり休みたい場合は、早く寝ても全く問題ありません。過ごし方は人それぞれですが、人が集まる場所だからこそ起きる面白い化学反応があります。
今までいろんなゲストハウスに泊まってきましたが、地域のコミュニティとしての今後のポテンシャルをかなり秘めているところだと思います。
1年、2年経った時にどのように変化していくのか、かなり楽しみなゲストハウスに感じました。
さいごに
松山の観光地、道後温泉も徒歩圏内にあり、集まった人次第では何かが起こるかもしれない、そんな空気感が「ゲストハウスじょじょに」にはありました。
ゲストハウスは、その場に集まる人が空気感を作ってるのだと改めて感じて、個人的にすごくいい時間を過ごせました。
思わずツイートしたことを最後にして、終わります。
本当に面白い話ってネットにはなくて、その場所に行かないと分からないですよね〜と改めて思いました。 月曜日、ゲストハウスに1人で泊まる贅沢を味わえて良かった〜!
— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2015, 2月 10