東京・東日本橋の問屋街にある「IRORI Nihonbashi Hostel and Kitchen」に宿泊しました。館内の様子などを詳しくお伝えします。(以下、IRORI)

アクセス
▼東京・隅田川そばの東日本橋にあります。JR総武線 馬喰町駅と都営浅草線 東日本橋駅、都営新宿線 馬喰横山駅の3駅のちょうど中間ぐらいの位置です。
▼私が訪れたのは、日本橋横山町馬喰町問屋街で1日限りの問屋体験ができる大江戸問屋祭りが開催されていたときです。
普段は小売りをしない問屋ですが、この日だけは衣料品や靴などを大量に格安で一般に販売していました。大勢の人たちで賑わっていましたよ。

外観
▼写真ではわかりにくいかもしれませんが、IRORIは7階建てです。

▼正面入口は、落ち着いた雰囲気ですね。左のうぐいす色の暖簾が、夜間入口です。

館内の様子
チェックイン
▼フロントです。チェックインは、16時から。チェックアウトは、11時まで。チェックイン日とチェックアウト日の荷物の預かりは、当日朝7時から23時まで無料。

▼クレジットカードでの支払いは、5%の手数料がかかります。

▼宿泊者カードには、ベッド番号の他に夜間入口と客室、階段利用時の3種類の暗証番号が書いてあるので、なくさないようにしましょう。フロント前にあるお酒やソフトドリンクの割引券にもなっていますよ。

▼裏面には、施設利用についての案内や注意事項が書いてあるので目を通しておきましょう。

▼2回目以降の宿泊でこのカードを提示すると、割引になりますよ。フロントに置いてあります。

▼裏面には利用上の注意が書いてます。

▼アメニティ販売もしています。

1階ゲストラウンジ
1階のゲストラウンジには、いろいろな設備や魅力的なインテリアなどもたくさんあるので、紹介します。

▼まず目につくのは、IRORIのシンボルでもある2つの囲炉裏テーブル。

▼重厚な感じで存在感がありますね。実際に触ってみると、しっかりとした作りです。

▼小さいサイズですが、こちらもしっかりとした作りです。触れてみてください。

▼一番奥には、くつろげるソファ席。壁には江戸の古地図が描かれていて、インパクトがありますね。

▼キッチン前の通路です。

▼フリードリンクや無料のポストカードもあります。

▼1階のラウンジには、共有パソコンとタブレットがあります。利用する際の注意事項は、壁に貼ってある紙に書いてありますよ。

▼石の置物は、おしゃれですね。でも、何に使うのでしょうか?

▼正面入口入ってすぐ右に金魚鉢がありました。中で金魚さんが元気に泳いでいるので、間違ってもゴミや傘を入れないでくださいね。

共有キッチン
▼1階ゲストラウンジ併設のキッチンです。
▼キッチンは広くはありませんが、清潔でした。7階にもキッチンがありますよ。

▼ガスレンジの下には、調理で必要な物があるので自炊するにはありがたいですね。

▼冷蔵庫です。7階に大きな冷蔵庫が2台もあるので、大きい物などはそちらを使いましょう。

夜間入口とロッカー
▼夜間の入口は、正面入口の隣。うぐいす色の暖簾がある場所で、夜間入口用の暗証番号が必要です。正面入口の出入りは、朝7時から夜23時まで。それ以外の時間は、夜間入口を利用します。

▼夜間入口そば、エレベーター前にはコインロッカーがありました。自転車もレンタルできますよ。

▼コインロッカーは100円デポジット。解錠時に戻ります。15インチのMacBook Proを入れました。小型のリュックぐらいなら入るスペースです。

▼エレベーター前には段差があるので、足元に注意してください。私は何度も転びそうになりました。ここにベッドシーツ回収ボックスがあるので、チェックアウト時に入れましょう。

▼フロアー案内です。書いてありませんが、7階にラウンジとキッチン、その他に屋上もあります。かつては2階にフロントがあったようですが、現在は1階です。

男女混合ドミトリー
▼2階の男女混合ドミトリーに宿泊しました。エレベーターを降りてすぐ、客室に入るために暗証番号が必要です。

▼中に入ると窓際にカウンター。ここからIRORIの前の通りを行き交う人たちを見下すのもおもしろいですよ。

▼男女混合ドミトリーの通路ですが、独特な雰囲気を感じますね。白い暖簾の奥がベッドで、番号は柱に書いてあります。この白い暖簾は、かなりの厚手の生地で通路からベッドに入る際に体に重くのしかかる感じでした。

▼男女混合ドミトリーの二段ベッドです。

▼ベッドにはコンセントとライト。通路や隣のベッドとは、暖簾やカーテンで仕切られています。

▼ベッドの片隅にシューズボックスがありました。ここにバッグなどを入れることもできますよ。

▼廊下にある階段のドア。利用時には、暗証番号が必要です。

トイレ・シャワー・ランドリー
▼2階男女混合ドミトリーのトイレと洗面台です。ここの洗面台は小さいので、私は6階のシャワールームを使いました。

▼トイレは、各階にあります。中は広いですよ。

▼6階は、ランドリーと男女別室のシャワールーム。24時間使えます。

▼男性用シャワールームは、4部屋です。

▼脱衣所もシャワールームも中は広く、清潔でした。

▼シャワールームそばの洗面台です。ドライヤーも用意されていました。

▼もうひとつの洗面台もきれいでしたよ。

▼ランドリーも24時間利用可能です。

7階のラウンジとキッチン
▼7階エレベーター前です。自販機は、館内にこの1台だけ。椅子の真ん中が裂けていますが、これがインテリアなのでしょう。

▼7階のラウンジとキッチンは、24時間利用可能。壁に宿泊者の記念写真が飾られていました。
▼椅子が9つしかないのですが、5、6人入れば狭く感じるかもしれません。

▼ラウンジの隣の部屋はキッチン。大型の冷蔵庫が2台もあります。

▼広くはありません。下の棚には、キッチンツールが収納されています。フリードリンクもありますよ。

屋上
▼屋上に上がれます。週末にバーベキューをするようです。

▼訪れたときにはバーベキューは終わった後で、洗濯物が干してありました。

▼屋上からの眺め。手すりが低いので、誤って落ちないように。

ドライフラワー
▼IRORIの壁には、ドライフラワーがインテリアとして飾られています。

▼1階ゲストラウンジだけではなく、上の階の壁にもたくさん飾られていますよ。

朝食は、囲炉裏(IRORI)で焼いたお魚を
▼朝食の申し込みは、前日の23時30分まで。朝食時間は、予約制。何時に食べるかをフロントに伝えます。前金で500円。

▼朝食券は、SDカードより少し大きいぐらいのサイズなので、なくさないようにしましょう。

▼予約した時間に1階のゲストラウンジへ行くと、アジの開きを焼く用意がされていました。写真手前の竹筒は、何に使うかわかりますか?IRORIのスタッフが、炭に空気を送るために吹くものです。

▼ラウンジ内に魚を焼く香りが漂います。

▼IRORIの朝食は、シンプルです。アジの開きは、程よい塩加減でした。

Wi-Fi
Wi-Fiのパスワードは、フロントや廊下の壁に書いてあり、全館共通。Wi-Fiは2種類あり、WPA2で暗号化されている無線規格b/g/nで周波数2.4GHzとacの5GHzです。
▼夜22時頃に1階ゲストラウンジで測定しました。他の利用客も数名いたのですが、まずまずの速度です。

▼同じく22時頃に2階男女混合ドミトリーで測定。ネット閲覧やSNS利用には問題ない速度でしょう。

▼7階のラウンジでも22時頃に測定。他に誰もいなかったので、速度が上がりました。

宿泊を終えての感想
問屋街にある宿なので騒がしいと思っていたのですが、宿泊してみると全然そんなことはなく、静かな環境でした。
館内は非常に清潔で設備も整っていて、特に気になる問題点もなく快適に過ごせます。
IRORIを訪れた際には、普段の日常生活で目にすることがない囲炉裏テーブルを実際に触れてみることをオススメします。しっかりとした作りで重厚感を肌で感じることができますよ。
