異国情緒を感じさせる街並み。その街並みにある数多くの魅力的な坂。函館山の麓の港に面した観光地の1つであり、歴史を感じさせる伝統的建造物が多くある函館西部地区。
北海道函館市の観光名所が多い西部地区にある「函館ペリーハウス」に宿泊しました。実際に宿泊してみての感想と中の様子をお伝えします。
アクセス
▼JR函館駅から函館市電「函館どつく前」行きに乗り、「大町」停留所で下車後、徒歩約2分。
函館市電沿いではなく、道路1本中に入ったところにあります。函館市電沿いにあるドラッグストアチェーン「ツルハドラッグ」を目印に探しましょう。隣にシェアハウス「みやび」があるので、その裏です。
外観
▼3階建ての白い建物です。写真左は、ツルハドラッグの駐車場。
入口
▼建物入口は、道路より低い位置にあります。ガラスには、Booking.com(ブッキングドットコム) の評価数が貼られていました。
駐車場
▼駐車場は、函館ペリーハウスから徒歩約2分。函館市電の線路沿いにあります。場所は、この看板が目印です。
▼29番が、函館ペリーハウスの駐車場。1台分しかありません。利用できるかどうか、事前に確認が必要です。
館内の様子
▼中に入ってすぐフロントです。左の壁には、函館まちあるきマップがたくさんありました。無料でもらえますよ。
▼ここでチェックインをします。支払いは、現金のみ。壁にWi-Fiのパスワードの紙が貼られていました。
宿泊部屋
▼2階の二段ベッドがある部屋に宿泊しました。シーツはきれいで、気持よかったですよ。
▼部屋には小さなテーブルが1つ。ノートパソコンを1台置くには問題ない大きさです。
▼函館市電の1日乗車券をフロントで購入することができるようです。部屋には、Wi-Fiのパスワードが貼られていましたよ。
▼収納スペースは、部屋の入口。ここに旅行かばんを入れて置けますね。
▼上にもスペースがありました。鍵はありません。函館ペリーハウスには貴重品ロッカーもありません。
▼2階の廊下には、流しがあります。
キッチン
▼2階のキッチン入口です。
▼入口前にペットボトルのキャップを回収する長い容器がありました。珍しい容器ですね。
▼キッチンは、広い!
▼現在はゲストハウスとして営業していますが、かつては下宿だったので、このような広いキッチンだそうです。
▼食器がたくさんありますね。
▼調味料類もありましたよ。
▼広々としてますね。調理をするには、充分なスペースです。
▼入口の1台も含めて、キッチンには合計3台も冷蔵庫があります。
▼キッチン併設のフリースペースです。1階フロントの隣にもフリースペースがありますよ。
トイレ
1階は、洋式トイレ。2階のトイレは、和式です。どちらも建物の奥側にあります。
▼1階の洋式トイレは、奥行きがあり広く感じます。でも、右側を見ると・・・
▼男性用と仕切りも何もありません。ちょっと変わった作りですね。
シャワールーム
▼シャワールームは館内に1つしかなく、1階奥。24時間利用可能。タオルは、100円で販売されています。
▼脱衣所は、狭くありません。
▼湯沸し器の注意書きは、一部英語で書かれていました。海外からの宿泊客が多いのでしょう。
▼狭くありません。きれいでした。
ランドリー
▼1階トイレ前に洗濯機と乾燥機がありますよ。洗濯機200円、乾燥機100円。
1階フリースペース
▼フロント隣が、フリースペース。24時間利用可能。
▼中は広くありません。3人ぐらいしか座れないですね。2階のキッチンのほうが広々と使えます。
▼フリードリンクです。
▼テレビや雑誌もありますよ。
▼フリースペース前の廊下には、函館の観光パンフレットがたくさんありましたよ。
Wi-Fi
1階のフロントや部屋にWi-Fiの紙が貼られています。パスワードはSSID末尾「-2g」も「-3f」も共通。
Wi-Fiは2つのSSIDがあります。
SSID末尾「-2g」が周波数帯2.4GHzのb/g/n、WPA2で暗号化されていて、末尾「-3f」が2.4GHzのb/gで暗号はWPAです。末尾「-2g」のほうが最大通信速度が大きく速いですが、実際に試してみると函館ペリーハウスの通信は、不安定でした。
▼写真は、夜10時過ぎに2階の宿泊部屋でSSID末尾「-3f」に接続して測定。
▼夜11時半頃、1階のフリースペースでSSID末尾「-2g」に接続して測定。ここでは「-2g」の電波が強いです。
2階の宿泊部屋では、「-2g」につながったり、つながらなかったり。しかし、翌朝にはなぜか問題なくつながりました。「-3f」は遅いですが、部屋でも常時つながります。
2階のキッチンでは、電波をまったく拾いません。
宿泊を終えての感想
元下宿ということもあり設備や内装は新しくありませんが、不便に感じることはないでしょう。
Wi-Fiの通信状況がよくなかったのが、唯一残念です。
近くにコンビニやスーパーはないので、事前に買い物を済ませておくことをオススメします。
函館の観光地である西部地区で唯一のゲストハウスで、この周辺には他にゲストハウスがありません。ここを拠点に観光するなら、いいロケーションです。