北海道函館市にある「函館ゲストハウス」に宿泊しました。実際に宿泊してみての感想と中の様子をお伝えします。
アクセス
▼函館市の観光地であるベイエリアや五稜郭タワーがある五稜郭公園からは離れています。JR函館駅と五稜郭公園との中間ぐらいの場所です。
公共交通機関を使うなら函館バス利用で1系統「昭和営業所前」または「稜北高校前」行きに乗り、「松川町」停留所で下車が近いです。このバスはJR函館駅前から出ていません。駅から徒歩5分程にある百貨店「棒二 森屋店」にある「棒二森屋前」停留所から乗らなければなりません。
外観
▼2階建ての赤い色の壁が目を引きます。隣にローソンがあるのでこれを目印にすると探しやすいでしょう。
正面のガラス戸に整体と書いてありますが、宿のご主人が肩を痛めているため現在は休業中だそうです。
駐車場
▼建物の裏。スペースは3台分ありますが、2台駐車できます。1台は、宿のご主人用の駐車スペース。個室利用の場合のみ無料。その他は、1台に付き500円。駐車場利用は、事前に連絡が必要です。
館内の様子
館内見取り図
▼写真下、1B側近くが正面玄関です。
受付
▼正面玄関入ってすぐ、L字型カウンターが受付。支払いは現金のみ。写真右のドアが、個室の1A。
ラウンジ
▼共有スペースであるラウンジは、受付の裏。建物の中に入ってすぐに、この独特な雰囲気を感じられますよ。
▼先代のご主人が、お茶屋さんを営んでいたので、その当時に使われていたものが現在はインテリアになっています。
▼ラウンジから正面玄関に向かって撮影。すだれがたくさん。
▼ラウンジにあるテーブルは、受付そば。
▼ラウンジには、マンガもありますよ。
▼たばこを吸われる方は、壁にある換気扇を回しましょう。
レトロなものたち
ラウンジには、レトロなものがたくさんあります。どんなものがあるのか、詳しく見てみましょう。
▼左上は”ふるい”、右上には”竹かご”。かつてのお茶屋さんのなごりが感じられます。
▼そろばんは、最近見かけなくなりましたね。
▼昔使っていた”はかり”ですね。私は、使い方を知りません。
▼茶箱も普段の生活で目にすることもないので、珍しいのではないでしょうか。その隣のレジも、これまた年代物ですね。
▼レトロですね~、このラジオ。今でも使えるそうです。
部屋の様子
1階の個室1Aに宿泊しました。1階だけでなく2階にも部屋はあります。他の部屋は撮影できなかったので、この個室を紹介します。
▼正面玄関入って右です。
▼3畳一間。1人で泊まるには充分なスペースでした。
▼タオルは無料で借りることができますよ。部屋に用意されていました。
▼宿泊案内です。ゲストハウスについての説明が書いてあるので、読んでおくといいでしょう。Wi-Fiのパスワードも書いてありますよ。
共有キッチン
共有キッチンは、ラウンジのテーブルそばにあります。
▼電子レンジや電気ポットなど、基本的なものはそろっています。
▼流しです。きれいでした。
▼この冷蔵庫の向こう側が、宿のご主人の部屋です。
トイレ
トイレとシャワールーム、ランドリーは建物の奥にあります。
▼マンガの本棚を背にして廊下を進み、右に曲がります。写真右奥の暖簾があるところです。
▼さらに廊下を進み、今度は左に曲がります。廊下に卓球台のような大きなテーブルが立てかけてありました。
▼トイレ入口。
▼トイレ入口の左に、こんなものがありました。この小物もインテリアですね。
▼トイレは広くはありませんが、きれいでしたよ。隣との壁が薄いかもしれません。
▼隣は、男性用。
シャワールーム
▼シャワールームは、トイレへ行く途中にあります。使用時間は、夜11時まで。
▼脱衣所です。
▼浴槽もあります。
▼中は広くありませんが、1人で使うには問題ありません。
ランドリー
▼トイレとシャワールームの間にあります。写真右の”女ゆ”は、飾りです。
▼洗濯機の使用は、1回200円。夜11時まで使えます。乾燥機は、ありません。
Wi-Fi
Wi-Fiは、2.4GHzのb/g/のWPA(PSK)で暗号化されています。パスワードは、宿泊案内に書いてありますよ。
▼夜11時頃に測定したのですが、遅いです。朝も同じくらいの速度でした。動画の再生中に読み込み中となり、再生が途切れ途切れになることがありました。
宿泊を終えての感想
函館の観光地であるベイエリアや五稜郭公園からは離れているので、観光目的で宿泊するには少し不便な場所かもしれません。自転車が3台あり1日300円で借りることができるので、利用するといいでしょう。
SNS利用なら問題ありませんが、Wi-Fiが遅かったのが不満でした。
建物に入ってすぐに、このレトロな独特の雰囲気に魅了されることは間違いありません。それだけでも函館ゲストハウスに泊まる価値はあると思います。