天津南から温州南へ。中国新幹線で移動してみた感想

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列車の旅が好きな私、今回は中国の新幹線に乗ってきました。
北京発アモイ行きの和諧号、ドイツの新幹線がベースになっているCRH380BLで、目標最高営業速度が380km/hだそう。

後から思えば、温州での高架から新幹線が脱線落下した事故の現場を通ったのかもしれません。

中国新幹線の切符購入から乗車までの話

チケットは電話予約や駅の窓口の他、各所チケット売り場で購入できますが、乗車駅以外での購入・受け取りは手数料がかかります。

当日乗車駅で受けとれる様に、友人に鉄路客戸服務中心というサイトで事前に購入してもらいました。パスポートの番号と名前がわかっていれば、2ヶ月前から購入できます。

地下鉄で天津南駅まで向かいます。最初はぎゅうぎゅうでしたが降りる頃にはガラガラです。改札を出ると荷物検査があり、すぐに南駅に直結です。

どうやら入り口でパスポートと切符の提示が必要な様で、手数料の5元(100円)をケチった私はドキドキです。

中国新幹線

駅の入り口でパスポートと一緒に予約番号と列車番号を記したメモを見せて、チケットをまだ受け取っていない事を告げます。すると駅の反対側のチケット売り場へ行くようにと指示され、簡単に通してくれてホッと一息です。

中国新幹線

真っ先に駅の反対に向かうと、「售票処(切符売り場)」という表示がすぐ見つかりました。

中国の切符売り場は長蛇の列で、戦場だと思っていたのに閑散としていたのには拍子抜しましたが、南駅は高速鉄道専用駅のようですね。

窓口でチケットを受け取ります。チケットはICチケットで、列車番号G165(高速gaosuのG)と指定された座席の他に、名前とパスポート番号が記されています。

二等席で632元は飛行機と比べるとどうなんでしょうね。天津→温州の天津航空が450元でありました。

中国新幹線

中国では切符を持っていてもホームへ自由には行けません。駅に早めに着いたのでホームで先発の列車の写真を撮りたいところですが、「候車室」という待合室で改札が始まるまで待つしかありません。

中国新幹線

天津南駅には妊婦さんや年配の方専用らしい「愛心候車専区」もありますが、ほとんど人は居ませんでした。

南駅は新しくて明るいのですが、ガランとしていてお土産屋が二件あるだけで、ケンタッキーやマックやスタバがありません。

中国新幹線

北京南駅や天津駅では新幹線のチケットを提示するとチベットの飲料水を配布していましたが、どうやらそれもないようです。他にはトイレと給湯・給水器ぐらいですね。

中国新幹線

そろそろ改札が始まります。中国の駅はホームごとに改札あり、出発の20分ほどに改札が始まって同じ列車に乗る人が一斉にホームへ。

根性が必要と聞いていましたが、列に横から割り込む人はいるものの、比較席整然と、自動改札機を通ってホームに向かうことができました。

中国新幹線

長いエスカレーターを上がるとホームです。時間に余裕はあるはずなのですが、走る人が多いのにびっくり。16車両編成の15号車なので、どうやらかなり歩く必要があるようです。ついつい一緒になって走ってしまいました。

中国新幹線

中国は色々な事に寛容に見えますが、列車の撮影は注意される事が多いと聞きました。

日本の撮り鉄の様な人も、子供の記念撮影をしている人もいません。面倒な事にならないように気をつけなきゃとは思いましたが、今回は乗車車両が最後尾に近かったので、撮影成功です。

中国新幹線

中国新幹線に乗車中の話

乗車の際にはチケットを提示します。隣の16号車が一等席だったので入って写真を撮りたかったのですが注意されてしまい、しかたなくデッキから一枚撮りました。

私の席は二等席の5Aだったのですが席にたどり着くと先客がいます。連れと席が離れてしまったので変わって欲しいとの事。

中国新幹線

中国ではチケットを予約する時にも窓口で購入の時にも、席の指定ができないと聞いた事があります。3列シートの窓側より二列シートの窓側の方が出入りに楽なので喜んで5Fと交代です。

中国新幹線

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発車して少しすると、順番に車掌さんがチケットを確認に来たのですが、なぜか私の座席に中国結びの飾りを掛けて行きました。パスポートも提示してるので、外国人だけにプレゼントなのかとも思ったのですが、新しい物ではなさそうです。

聞いてみると、外国人がここに坐っているという彼女達の気配りの為の目印なのだとか。

中国新幹線

お昼はサンドイッチを持って乗ったので、車内サービスのお弁当は食べませんでしたが、隣の座席のお姉さんが購入していたので、お願いして写真を撮らせていただきました。

普通の列車のお弁当よりも少し清潔そうな包装です。でもこれで40元は高いと思ってしまいます。

中国新幹線

席が窓側だったとはいえ、窓のない座席だったので、残念な事にあまり外の景色を眺める事はできませんでした。それでも、デッキから何枚か風景を撮ってみました。普段は足を踏み入れることのない中国の景色が見られるので楽しいですね。

中国新幹線

中国新幹線

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座席は良くも悪くもないというのが感想ですが、8時間半乗っていても疲れを感じませんでした。

中国新幹線

隣のお姉さんが座席の下をゴソゴソしているので何をしているのかと思ったら携帯を充電しています。コンセントの表示がどこかにあったのかもしれませんが、次の機会にはぜひ利用したいですね。

乗り物に乗ると緊張するのかトイレが近くなる私は、8時間半の間に何回もトイレに立ちました。

普通の列車のトイレに比べると、随分綺麗にしてありますが、それでも直接便座に坐るのは抵抗ありました。狭いので自撮り機能のないデジカメでは、写真を撮るのに少々苦労も。

中国新幹線

17:58温州南駅到着です。列車から降りてホームでぐずぐずしていると、さっさと行くようにと声をかけられてしまいました。

下車してからの写真撮影もままならないようですね。温州南駅歓迎の電光表示に改めて温州に到着したんだと実感しつつ、改札に向かいました。

中国新幹線