アンティークに囲まれながら海と街を眺める「函館山ゲストハウス」宿泊体験記

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北海道函館市、函館山の麓で立待岬近くの海と街を見下ろす高台に建つに函館山ゲストハウスに宿泊しました。

このゲストハウスは通年営業ではなく、冬期間は閉館します。中の様子や泊まってみた感想などを詳しく紹介します。

函館山ゲストハウスの案内看板

営業期間は4月20日から10月31日まで

ゲストハウスのご主人は、函館山ゲストハウス以外に神戸、高松、別府、沖縄にあるゲストハウスも運営されています。夏は涼しい北海道に滞在し、寒いのが苦手だということで冬期間は函館山ゲストハウスを閉めて本州へ移動するそうです。

そういう生活もうらやましいですね。

営業期間は4月20日から10月31日まで。通年営業ではないので、予約する際は注意しましょう。

▼神戸にある系列店に宿泊しました。

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外観

▼写真手前にある門構えの建物が、函館山ゲストハウス。駐車場は建物前に5~6台分スペースがあります。。

函館山ゲストハウスの外観

北海道の家としては珍しい石造りの塀と門構えの建物ですが、昭和初期に函館市の温泉街・湯の川温泉の芸者さんが大金持ちの常連さんに造らせたプライベートルームだそうです。その後、高級料亭となり、それが何度か人の手に渡った後、現在はゲストハウスとして運営されています。

▼建物の入口。本州ではごく普通かもしれませんが、北海道ではこのような純和風の玄関になかなかお目にかかれません。もしあったとしても、北海道の中でも雪が少なく寒さが厳しくない道南地方にあるごく一部の住宅だけではないでしょうか。

函館山ゲストハウスの玄関前

【館内の様子】レトロなアンティークがたくさんある不思議な空間

ゲストハウスの中に入ってみましょう。

玄関

▼玄関は広々としています。中に入って右がフリーリビングスペース、左がキッチンです。

函館山ゲストハウスの玄関の様子

▼普通なら、なぜこんなものがここにあるのか?と思うようなものですが、昔のかき氷製造器が玄関に飾られていました。でも、違和感なくアンティークとして空間に溶け込んでいます。見るからに重そうですね。

函館山ゲストハウス玄関のかき氷器

▼旅行鞄とオルガンとストーブ。この組み合わせもそうですが、アンティークとして玄関に置いてあっても、なぜか違和感を感じません。

函館山ゲストハウス玄関のオルガンとストーブと旅行鞄

フリーリビングスペース

▼1階のフリーリビングスペース。明るく開放的です。

函館山ゲストハウスのフリーリビングスペース

▼いい眺めですね。観光名所になっている金森赤レンガ倉庫がある函館市西部地区とは反対側の海です。遠くには、湯の川温泉街が見えますよ。

函館山ゲストハウス 共有スペースからの眺め

フリーリビングスペースにあるモノをもう少し詳しく見てみましょう。

▼これ、何かわかりますか?

函館山ゲストハウス 蓄音機

▼蓄音機(レコードプレーヤー)です。真ん中の部分が裂けて穴が空いいますが、演奏できます。宿の方にお願いするとレコードを掛けてもらえます。いい音出しますよ。

函館山ゲストハウス 蓄音機アップ

▼これは、電話機です。受話器がなくなっています。こういったアンティークも空間に自然と溶け込んでいました。

函館山ゲストハウス 電話機

▼”現役”の白黒テレビです。

函館山ゲストハウス 白黒テレビ

▼テレビに地デジチューナーを付けています。電源を入れてから画像が映るまでにしばらく時間がかかりますが、映像は映ります。

函館山ゲストハウス 地デジチューナー

▼タイプライター。こちらも違和感なく部屋に置いてあります。

函館山ゲストハウス タイプライター

▼扇風機とラジオ。これもレトロですね〜。

函館山ゲストハウス 扇風機とラジオ

▼着物はアンティークではないと思うのですが、これも違和感なく部屋の空間に溶け込んでいました。見るからに値段が高そうですね。

函館山ゲストハウス 着物

▼ミシン。これもレトロですね。

函館山ゲストハウス ミシン

フリーリビングスペースには、これらの他にもレトロなアンティークがたくさんあります。不思議なことにこれらのアンティークが部屋の雰囲気を壊さず、違和感なく空間に溶け込んでいます。一つ一つ見ていくとおもしろいですよ。

部屋

▼2階のベッドがある2人部屋に宿泊しました。函館の街並みと海を眺めることができる一番いい部屋です。部屋の中はシンプルで、アンティークはありません。

函館山ゲストハウス 宿泊部屋

▼窓を開けると、いい眺めですよ。

函館山ゲストハウス 部屋からの眺め

▼函館山ゲストハウスには、和室もありますよ。

函館山ゲストハウス 和室

▼2階には、マンガもあります。

函館山ゲストハウス まんが本

▼ルームキーはスプーン付き。なぜスプーンなのか?宿の方に尋ねると、以前はカギを紛失する人が多かったので、スプーンを付けてみたら誰もなくすことがなくなったから、とおっしゃっていました。

函館山ゲストハウス ルームキー

フリーキッチン

▼玄関を入って左側にフリーキッチンがあります。

函館山ゲストハウス フリーキッチン

▼部屋には冷蔵庫がないので、こちらを使いましょう。

函館山ゲストハウス 冷蔵庫

▼調理に必要な物は、そろっています。

函館山ゲストハウス 食器類

▼洗い物はこちらで。清掃が行き届いていてきれいでした。

函館山ゲストハウス 流し台

▼フリードリンクとインスタントラーメンやレトルト食品の販売もありました。

函館山ゲストハウス フリードリンクと食べ物販売

レトロなモノは、フリーキッチンにもたくさんあります。フリーリビングスペースには、かなり年代の古いモノがありましたが、フリーキッチンにはもう少し時代が近く、”昭和のレトロ”を感じさせるモノがあるので、その一部を紹介します。

▼これを見て懐かしいと感じる方は、40代以降の方ですね。昔、喫茶店にありましたよね、「ブロックくずし」。無料で遊べます。

函館山ゲストハウス ブロック崩し

▼「ラジカセ」。年代を感じますね。

函館山ゲストハウス ラジカセ

▼こちらは、”オートリバース”のラジカセ。若い世代の方にはわからないでしょうが、当時”オートリバース”は画期的な機能でした。

函館山ゲストハウス オートリバースのラジカセ

▼レコードプレーヤーです。

函館山ゲストハウス レコードプレーヤー

▼レコードは、壁に掲げられています。

函館山ゲストハウス レコード

▼昭和のカラーテレビ。電波の入りが悪くて映像が乱れたとき、テレビを叩きました。そうすると映りがよくなります。でも、それは昔の話で、函館山ゲストハウスではやらないでください。地デジチューナーをつけているので、テレビを見ることができます。

函館山ゲストハウス 昭和のカラーテレビ

▼これは何でしょうか?昭和の時代に家で使っていた方もいるでしょう。家庭向けのかき氷器です。

函館山ゲストハウス 昭和のかき氷器

階段ギャラリー

▼階段には、昭和初期の頃に函館で撮影されたと思われるモノクロ写真が飾ってあります。

函館山ゲストハウス階段のモノクロ写真

▼写真右の三角形の旗のようなモノ。昭和の時代に地方のおみやげとしてこのような旗が家にありませんでしたか?私には懐かしいですね。

函館山ゲストハウス階段のギャラリー

手作りのクッキー

▼チェックアウトの日の朝、宿の方から手作りのクッキーをいただきました。うれしいですよね、こういった心のこもったおもてなし。おいしかったですよ。

函館山ゲストハウス手作りのクッキー

Wi-Fi

1階と2階は別のSSID(アクセスポイント)なので、パスワードも異なります。

▼1階のフリーリビングスペースでWi-Fiを測定しました。文句なしに速いですね。

函館山ゲストハウスWi-Fi1階リビングで測定

▼同じく1階のキッチンでも測定。キッチンは、フリーリビングスペースに比べて少し電波状況がよくないのですが、それでもこの速さです。函館山ゲストハウスのWi-Fiは、快適です。

函館山ゲストハウスWi-Fi1階キッチンで測定

アクセス

▼函館の観光地として有名な函館西部地区と反対側の海のそばです。近くには、海を挟んで青森の津軽半島を眺めることができる立待岬があります。

行き方が少しわかりにくいので、写真付きで解説します。

▼函館市電2番系統「谷地頭行き」の終点、谷地頭停留所で下車します。

函館市電の終点「谷地頭」停留所

▼停留所を背にして、函館山方向へ向かいましょう(写真の道の奥の方向へ)。

函館山ゲストハウスへのアクセス・函館山方向へ

▼途中、道を左に曲がり立待岬へ行く道を進みます。すると、このような看板が見えてきますよ。

函館山ゲストハウス案内看板

▼鳥居をくぐって、まっすぐ行きます。北海道の道南で桜が咲くゴールデンウィークの頃、この道は桜並木になってきれいですよ。

函館山ゲストハウスの行き方・鳥居をくぐる

▼階段を登って神社には行かず、左の道へ。

函館山ゲストハウスへの行き方・神社前

▼電柱に「G・H(ゲストハウス)」と書かれた案内があるので、この道を行くと函館山ゲストハウスに到着します。

函館山ゲストハウスの行き方・電柱の案内

谷地頭地区には、他にも個性的なゲストハウスがありますよ。

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さいごに

函館市内、特に観光地となっている西部地区には、明治末期から昭和初期にかけての洋館や和風の家、和洋折衷の建物が今でも多く残っています。函館山ゲストハウスもその1つですが、古くささを感じさせず、見事に”リノベーション”してました。

観光地とは違ってゲストハウス周辺は、車の往来がほとんどないので、周辺はとても静かです。

函館山ゲストハウスは、通年営業していないので予約の際には注意が必要です。このアンティークに囲まれながら海を眺めることができる不思議な空間に1度泊まることをオススメします。