極楽寺は南知多三十三観音の17番札所で、歴史を感じつつほっこりできる場所

南知多ゲストハウスほどほどの周辺散策をしていると、お寺への入り口を見つけました。

極楽寺という名前のお寺で、いかにも幸せになれそうです。桜も咲いているので、1人花見を兼ねて見に行ってきました。

目次

極楽寺へ続く道

南知多 極楽寺に続く道

極楽寺は南知多三十三観音霊場の第17番札所になっています。すぐ近くには18番札所の光明寺もあります。光明寺についての記事は以下のページです。
参考:光明寺(こうみょうじ)は南知多三十三観音の18番札所で地元の人のためのお寺

南知多三十三観音霊場 17 極楽寺

坂をのぼって行くと、小さなお堂がありました。右上には桜も咲いています。 

極楽寺の小さなお堂と桜

極楽寺へ続く道は思ったよりも急な感じです。階段が続きます。といっても、短い距離ですけどね。ひと踏ん張り、のぼって行きましょう。

極楽寺へ続く階段を登る

極楽寺の様子

階段をのぼると本殿に到着しました。昔からある場所というのがパッと見ただけでも分かります。調べてみたら、南知多町で最も古いお寺だそうです。
参考:南知多三十三観音霊場・札所17番 極楽寺

いつまでも残り続けて欲しいですね。

極楽寺の本殿

近くには極楽寺の指定文化財という案内板がありました。木造の阿弥陀如来立像が昭和32年に愛知県の指定文化財となったようです。

極楽寺の指定文化財 案内板

県の指定文化財になった理由が書かれたのが残っていますね。

極楽寺は愛知県指定文化財になっています

本像は阿彌陀三尊佛の中尊で素木造りのように見えるが、元来漆箔像であったらしい。

配列の整った螺髪はこまかく、肉髻は比較的高く巾も広く面相は頬が豊かで半眼と共に優しさを示し美しい。

肩を被う納衣は彫り浅く薄い衣文をたたんで滑らかに流れ股間に合流して線条となりながらその末端は消える様に終っている。

下腹部がやや突出し背面もいささか偏平の嫌いはあるが、全体の特色は藤原末期通用の形式である。

 

本殿から離れると、須佐浦観音様もいました。豊かな自然で、隠れがちですけどね。

極楽寺にある須佐浦観音

奥へ行くと小さな赤い鳥居もありました。

極楽寺の小さな赤い鳥居

鳥居をくぐると、なんとも可愛らしい狛犬がいました。前掛けもかわいい。

極楽寺 可愛らしい狛犬

私が極楽寺に行った時はちょうど桜が満開でとてもキレイでした。少しは伝わるでしょうか。

極楽寺に咲いていた満開の桜

小さなお地蔵さんもいて、微笑ましいです。

極楽寺の小さなお地蔵さんたち

文字通り極楽とまではいかないですが、行ってみると気持ちがほっこりとする場所でした。

歴史ある建物と豊かな自然、狛犬のかわいさが印象に残りました。

おまけ:周辺の神社・お寺

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