備中松山城への登山で苦労したけど登った甲斐があった!登山中・お城の写真まとめ

備中松山城

2013年12月11日。岡山滞在2日目。兵庫県の竹田城について調べていた時に合わせて知った備中松山城に行ってきました。

ちなみに竹田城に行ってきた時のレポートはこちらです。
参考:竹田城跡写真レポート。天空の城や日本のマチュピチュと呼ばれる美しさを堪能

竹田城のように、1kmほど歩けば到着するものだと思って余裕ぶっこいて行ったことが災いして、途中でバテました。山道が険しくて、ふらふらになりながら登りきるという情けなさでした・・。

これから備中松山城に行こうと思っているのであれば、事前に調べた方がいいですよ。

目次

備中松山城への険しい登山道

備中松山城に電車で行く場合は、備中高梁駅が最寄りです。そこからバスが出ていて、松山城登山口というバス停で降りました。

そこから行けば割とすぐに辿り着けるだろうと思っていたのです。

以下の写真は、松山城登山口バス停付近の写真です。

松山城登山口バス停付近

案内の通りに道沿いに進んで行けば、山に登っていく遊歩道の案内が見えます。

何にも分かっていないので、この案内通りに進んでいくことにします。下の看板の人の格好が示すようにハイキングのスタイルで行くべきでしたね。

ノートパソコンを背負いながら行くという、私の真似はしないでくださいw

松山城登山口の遊歩道

松山城登山口付近

登山道の入り口には、登山者用の杖もあります。私は余計な荷物になると思ったので、全く見向きもせず、下の写真左側にある山道へ進んでいきます。

竹田城に行った時も杖は全く使いませんでした。竹田城は大した傾斜ではなかったので、備中松山城も大丈夫だろうと思っていたのです。

登山口 杖の用意もしてあります

山道をずかずかと歩いていきます。一人だけで誰ともすれ違うことがないので、自分のペースで歩いていました。

私は歩くのが早いので、かなりのハイペースで登っていきます。これが失敗だった・・・。

松山城へ向かう道

 

登山道のところどころに看板があり、単調な山登りの中にいろいろ考えさせてくれる工夫がありました。

登山道にはこのような看板がちょくちょくあります 森のなりたち

野猿に対する注意も。こんな案内を見るとちょっとビビリます。全く出会いませんでしたけど。猿どころか、人にも会いませんでした。

野猿に対する注意

臥牛山の自然林

播州赤穂藩家老

臥牛山で遊ぶ小鳥たちと鳴き声の特徴

登山道の途中で下の町並みが覗けるところがあったので、パシャリ。

どんどん登っていってるのが分かりますね。

松山城の登山道から見た町の景色

 

最初の10分ほどは快調に登り続けていました。しかし、歩いても歩いても到着する気配は全くなく、遠くを見ても全く何も見えないので、だんだん不安になってきます。

それに加え、山登り中に誰ともすれ違うことがなかったので、余計に不安になります。山道を一人で登っていくのはかなり孤独です。

ひたすら上り道が続きます

こんな感じでかなり険しい登り道がひたすら続きます。しかも一直線に。終わりが見えない登り道は心が折れそうになります。

さすがに体力的にもきつくなってきて、歩くペースが落ちてきます。歩幅が徐々に小さくなり、階段も一段一段ゆっくりになってきます。

ホントに大丈夫かな・・・騙されてないかな・・・ありえないような不安も出てきます。

そんなことを思いながら歩いていた私にとって、まさかと思う看板を発見します。これを見た途端に心が折れました。

完全に心が折れたのが下の写真。こんなに苦労して歩いたのにまだ700m!しかもまだ半分も行ってなくて、残り900mもあるという事実に、心が折れました。

この辺りから、歩くペースが相当遅くなりましたね。

備中松山城の距離案内

 

この頃は写真を撮ろうという気持ちにもなりませんでした。撮っておけばもっとネタになったと今さら後悔しています^^;

 

心が折れたけど、ここまで来て引き返す訳にもいかないので、登り続けます。すると、それほど時間が経たないうちに何やら建物が見えてきました。

希望の光が見えた!

希望の光が見える!

次に残りの距離を見た時は、あと700mになっていました。徐々に近付いてきてきましたね。

ここがスタート地点だったのか・・・

 

実は、この地点が出発点でした。ここは、ふいご峠という場所です。観光乗合タクシーを使うとここまで送迎してくれます。

今までの苦労は一体・・・。300円弱の節約のためにこれほど苦労するなんて、いくら節約家の私でも割に合わなさすぎる・・・。

松山城遊歩道入口の看板

ふいご峠から備中松山城までの道

何はともあれ、ふいご峠で一息つくことができたので、気持ちをリセットすることができました。気を取り直して備中松山城へ向かうことにします。

案内図

ふいご峠から最初の100mほどは、ほとんど平坦な道です。今まで坂道や階段を登り続けていたので、驚くほど楽に感じました。

また、登山道に入って1km歩いてようやく人とすれ違いました。どんだけ人いないんだ・・・。有名な場所だと思ってたので意外。

備中松山城まで600m

峠からさらに登っているので、見える町並みも小さくなってきました。

町並みも小さくなりました

最初の100mは楽でしたが、その後は徐々に階段や登り坂が増えてきます。急がずゆっくり進んでいきます。あと500m。

備中松山城まであと500m

あと500mという微妙な距離で見えたのが、険しい階段。まだこんなのがあるのか・・・。文句を言っても仕方ないので、のぼります。

最後の難関

急な階段をのぼると、今まで見えなかった町の景色が一望できるようになりました。おぉ!来てよかった!

町並みが見降ろせます

そんなことを思って歩いているとあと400mになります。ふいご峠からも約半分ですね。

備中松山城まであと400m

もうすぐと思うにはまだ早いようで、またまた厳しい階段がありました。 これも長そうだな・・・。

長い階段

階段の途中にこんな看板がありました。「野辺の草花にも親しみましょう」

夏なら楽しめるのかもしれませんが、今は冬なので、全くありませんでした。それに、すでに登山口から登ってきてヘトヘトになっています^^;

野辺の草花にも親しみましょう

階段を登り切るとあと300mになります。

備中松山城まであと300m

少し歩いて行くと、ついに石垣が見えてきます!思ったよりも早く見えるもんですね。

備中松山城の石垣

次の案内は、天守閣まで200mに変わりました。いよいよ近付いてきましたね〜。心が折れていたことはもうすっかり忘れてます。

天守閣まで200m

お城らしい雰囲気になってきました。これを見るために苦労して登ってきたんだよな〜。 

備中松山城の様子

まだまだ登りそうです。どこか悲しげな雰囲気を漂わせている備中松山城。撮影した時はそれほど印象に残っていなかったですが、あとで見ると、グッと来ます。

どこか物悲しい感じの備中松山城

看板にもこだわりがある感じ。いよいよ入り口が近付いてきた?

備中松山城の看板

と思ったら、またこんな険しい階段が・・・。どこまで引っ張るんですか。 

備中松山城の階段

登りきったと思ったら、右側にまだ階段が続いていてもっと険しかったです。段差ありすぎ。登山口から登ってきている私にとっては拷問のようなものです。

体力に自信がない方は、絶対にふいご峠から登るようにしましょう!ある程度の体力がないと途中で力尽きると思います。

備中松山城の階段はまだまだ続きます

登り切ったあとに見える空。光が差していました。いい眺めでしたよ。 

備中松山城からの景色 光が差す様子

ついにお城も見えました。備中松山城は、日本に12ヶ所しかない現存する天守の1つですが、これだけ高いところにあれば、残ったままになるのも納得です。辿り着くまでが大変だからです。

やっと見えた備中松山城!

裏手に回ってみるとこのような感じです。古さが伝わるでしょうか。何度か改修はしているのだとは思いますが、当時の雰囲気を感じることができました。

裏から見た備中松山城

 

せっかくここまで来たので、お金を払って入城します。300円。

備中松山城入城券

入城したらすぐ左に備中高梁銘茶の「備中宇治茶」が飲めます。自由に飲めるそうです。

備中松山城にあったお茶

飲んでみました。ほうじ茶のような味だった気がします。

備中松山城のお茶

これが備中松山城です。空がキレイな青空で、余計に城が映えて見えますね。

備中松山城

左横から見た備中松山城です。ここから中に入ることができます。中は少し展示物がある程度です。おそらく、できる限りそのままを残しているのだと思います。

備中松山城

 

城の中はちょっとした展示がありました。派手な装飾もなく、歴史をできるだけ感じれるような簡素なものとなっています。 

備中松山城の中の様子

囲炉裏(いろり)がありました。囲炉裏を見たのは初めてかも。看板にも、珍しいと書かれていました。

囲炉裏がありました

備中松山城の囲炉裏についての看板

柱。かなり年季が入っていますね。いつの時代のものだろうか・・。

備中松山城の柱

備中松山城は2階もあります。角度がある階段を登るので、注意してくださいね。特に降りる時は慎重に。

2階へ続く階段

2階は、ほとんど光が入ってこず、薄暗い雰囲気となっていました。

1階と比べて、何かオーラが違うような感じもありましたね。

備中松山城の2階の様子

 

城の中はひと通り見終わったので、後にします。

上から見る町の景色、城の景色はとてもいいですね。 

備中松山城からの町並み

備中松山城から見下ろした景色

帰りは備中高梁駅まで歩きました・・・

行きは途中までバスで来ましたが、思ったよりも時間が掛かってしまい、予定してた帰りのバスに乗ることができませんでした。次のバスは2時間後だったので、結局備中高梁駅まで歩くことにします。

行きでヘトヘトになっているのに、その倍以上の距離を歩くことになるとは・・・。

ふいご峠にあった備中松山城の旗

登りで苦労した登山道はもう嫌だったので、帰りは車道を歩いて帰ることにしました。これがまた失敗でした・・・。とにかく長いのです。

車道での下り坂

こんな道が延々と続きます。途中で50代ぐらいの夫婦に声を掛けられ、松山城までどれぐらい時間がかかりますか?と聞かれました。かなり苦労したので、1時間と答えておきました。

体力も私よりはないはずなので、大変だっただろうな・・・。

下り坂は続く

山道を下りると、のどかな景色が広がっていました。

そんな中なのに時々、銃声が聞こえていました。かなり頻繁に聞こえてたので、少し怖かったです。間違えて撃たれたらどうしようかと心配もしました。

地神の石碑

城山トンネル。127mで短いです。歩いて渡りました。

城山トンネル

城山トンネルの案内

トンネルを抜けると、運動公園がありました。ここはバスで通った道です。ちょっと安心感が出てきます。

運動公園付近

運動公園の道を進んでいくと、一番最初の写真の場所まで戻ります。ようやくここまで戻ってきました。

備中松山城からここまで、1時間弱歩きました。いったい何km歩いたんだろうか・・・。下り坂が多かったので、かなりの距離を歩いてるはず。

備中高梁駅まで向かう道には城下町のような町並みもあります。

備中高梁近くの町並み

小さな川

道の案内の上にお城が乗っています。これはすごい!他の案内板にはお城は乗っていませんでした。

道の案内に城が乗ってる

松山城登山口のバス停から歩くこと30分弱で、備中高梁駅まで到着しました。長かった・・・。

備中松山城を出発したのが10時45分で、備中高梁駅に到着したのは12時ちょうどだったので、1時間15分も歩き続けたことになります。

備中高梁駅に到着しました

感想

備中松山城は、苦労して登った甲斐があって、いい経験ができました。歴史を感じるお城・展示物も良かったです。

ただ、山の上にあるお城なので、他のお城と比べると行くのに苦労します。ある程度覚悟しておかないと、途中で心が折れてしまうので、心して行くようにしましょう。

私は雲海を見ることができませんでしたが、時期によっては早朝に見ることができるそうです。

このあとは、井倉洞という洞窟を散策してきました。
岡山県新見市にある井倉洞は自然の偉大さを感じれる場所。おすすめです!

備中松山城へは、倉敷のゲストハウス「有鄰庵(ゆうりんあん)」滞在中に行ってきました。
参考:倉敷のゲストハウス「有鄰庵(ゆうりんあん)」宿泊体験記

特に、青春18きっぷが使える時は、倉敷を拠点にするのは結構いいかもしれないと思いました。

* * *

同じく雲海が見えると言われている有名な兵庫県朝来市の竹田城に行ってきた時の話はこちらです。
参考:竹田城跡写真レポート。天空の城や日本のマチュピチュと呼ばれる美しさを堪能

備中松山城の動画

備中松山城の景色などを動画におさめていますので、動きを見たいという方はどうぞ。

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